前回の続きです
前回では電源ユニットのプチ改修しましたが
ちょっとした勘違いからユニットを破損しました。
幸いにも電源ユニット内部だけで済んだため
マザーボードや他のパーツには影響が出ませんでした。
ドライブユニット類の取付
今回はケース内に於いても
コンパクト化と軽量をもくろんで製作しました。
その利点は?
ドライブベイ(ユニット格納部分)の空きが担保され
将来的な拡張増設時に備えられます。
さらにドライブを小型化することで
ケース全体の質量を幾分か軽減できると踏んでいます。
そこで
2.5インチHDD×1台とスリム型光ドライブを
1つのユニットとして組付けました。
こうすることで、5インチ格納ベイが1つ空き、
加えて質量も3.5インチHDD×1基分よりも軽いので
全体的な軽量化が図れます。
注意する点は
3.5インチHDDドライブとスリム光学ドライブでは
SATAコネクタの大きさが違います。
※5インチ光学ドライブであればコネクタは同じ大きさ
こちらが2.5インチHDDのSATAコネクタ
12.7mmスリム型光学ドライブのSATAコネクタ
幅の広いほうが電源供給用で狭いほうが信号用ですが
2つのコネクタを見比べれば配置が逆になっています。
また
スリム型光学ドライブのほうはコネクタの幅が狭いため
個々にコネクタを挿す余裕がありません。
そうなれば一体型のスリム専用ケーブルが最適ですね
AINEX Slimline SATX電源変換セットコネクタ
コネクタの向きや大きさに応じたケーブルを選んで
それぞれのユニット端部にケーブルを繋いでおきます。
スリム型光学ドライブユニット
2.5インチHDDユニット
HDDと光学ドライブユニットは
5インチ用コンボドライブユニットの中で一体化しています
データ用HDD
こちらは3.5インチ変換用ユニットケースの中には、
2.5インチHDDを格納し内蔵用3.5インチを実現しました。
マザーボードの据え付けと接続
マザーボードは予めCPUとメモリを取り付けておきます。
ここでは取り付け詳細を割愛します。
各ドライブにケーブルを繋いだら、
マザーボードを格納して各々のユニットを繋ぎ、
本体ケースのスイッチやランプUSBポート類を繋ぎます。
これは本体側のUSBポートの取り付け部分です
PCケースはすべて取り付けられているので
よほどの魔改造を施さない限り触る必要ないですね。
むしろマザーボード側にはコネクタを挿して繋ぎます
本体ケース側から伸びている
主電源・リセットスイッチ、電源・HDDランプ類を接続
接続位置はそれぞれ決まっており
マザーボードマニュアルに配置図が記載されているので
割り当てに従って各々つなぎます。
直流電源のため「+」と「-」の向きがあり
特にパイロットランプ類は
向きを間違えると正常作動しないので注意ですね。
写真を見て左側が本体ケースから伸びているUSB ポート、
右側がサウンドケーブルも
マザーボードのマニュアルに示す位置に挿して繋ぎます。
各ドライブとマザーをSATAケーブルでつなぎます。
一通りつなぎ終えたら
電源ユニットとマザーボードや各ドライブを繋ぎます。
ドライブを格納した際、電源のケーブルが届かないとか
形状が異なっている場合は
変換ケーブル、延長ケーブルを繋いで
余裕のある配線にしておき
接続が完了した時点で束ねるなどきれいにまとめます。
電源側の接続作業を最後にしておけば
不意な通電ミスによるドライブ、マザーボード回路、
さらにCPUへの短絡故障リスクが回避できます。
特にマザーボードの据え付け時には
静電気対策は念入りに気を遣うといいですね
※電子精密部品の性質上、埃や静電気は要注意です。
次回はOSの起動と初期設定について












