こちらで観戦する最後のBCリーグになるだろうか。。。
今回はいつものサトちゃん、AKさんに加えて、サトちゃんの息子2人(小学校低学年、幼稚園)が参加。
賑やかな旅になった。
朝10時に社宅に集合して5人一緒にAKさんのインプレッサで行く。
MATTのTYPE-R、サトちゃんのオンボロ軽と比べるべくもない快適性。
車内で楽しくしゃべりながら行くと2時間のドライブはあっという間。
午前中の雨はすっかりあがって、曇り空ながらも涼しい気候で申し分ない野球観戦日和だ。
今日の観戦目的はずばり、元横浜~巨人の村田修一を見ることだ。
福井vs栃木戦なのだが、今まで福井を応援してきたので相手が栃木だと、どっちを応援すればよいのやら、、、
そんな悩みは試合が始まるとすっかり忘れてしまっていた。
今年は福井の打線が元気良いようだ。
栃木のピッチャーがイマイチだったのもあったが、よく打つ。
3回に2点、4回に一挙4点とほぼ試合を決めた福井。
あとの楽しみはDHの村田がどんなバッティングを見せるか。

左から6人目に背番号25の村田がいる!

村田の第一打席。
立ち姿が美しい。
一流のプロは打席で無駄な動きが一切ない。
そしてルーチンも完璧だ。
こういったところが、ほかの若い選手と実績のある一流選手との違いか。



福井の先発・濱田投手は厳しいところを攻めるも四球となった。
第二打席は合わせただけのバッティングになったが、センター前のヒット。
第三打席は濱田投手の見事はピッチングで三振。
そして福井の8点リードで迎えた九回表の第四打席。
ピッチャーは交代した三番手。
甘く入った高めの球を、村田は見逃さなかった。
ガツンと叩いたボールはドローの軌跡を描いて左中間スタンドに弾丸ライナーで飛び込んだ。もう、球場は今日一番の盛り上がり。
昨年までバリバリのトッププロだった村田にとって、独立リーグの三番手投手の球をスタンドに運ぶくらい造作ないことかもしれない。
しかし、それを九回の最後の打席できっちりやってのけるところが、
本当に超一流の証なのだろう。まだまだNPBでやれるよな。。。


福井のスタンドからも大きな声援で迎え入れられた。

村田のホームランのおかげで、屈辱の完封は何とか免れた。。。
ひとつ可笑しかったのは、栃木の小規模応援団のトランペット。
今まで聞いたことないくらい「ヘタッピ」だったのだが、
疲れもあったのか、途中からどんどんおかしくなってきて、
最後の3回くらいは、半音ずれから最後は全然違う音階を吹き出し、
応援というよりも、むしろ笑いを誘うトランペットに、、、
サトちゃんなんかゲラゲラ笑って、もうやめてくれ~と体をよじっていたのだが、
特筆すべきはそんなほとんど味方による妨害のような応援をものともせず、
ホームランをかっ飛ばした村田選手である。
さすが、プロの集中力は違う。。。。笑
試合終了後、30分ほど経って現れた村田選手。
待ち受ける100人近いファンに対し、一人ひとり冗談を交えながら丁寧にサインをしていた。




DHで4打席のみの出場だったので、肉体的疲労はそれほどでもなかったかもしれないが、それはともかくファンを大事にしているその姿勢は、プロの鏡だ。
サトちゃんも無事子供と一緒にサインをもらえてご満悦。
来年はなんとかNPBに戻ってきて、また野球ファンを魅了してほしいものだ。
それにしても、サトちゃんもでかいと思ってたけどプロの選手の腕の太さはすげーな、、、笑