昨日の小旅行の帰り道、久しぶりにTSUTAYAに寄って、古本を買い求めた。
いつも100円均一の中から、面白そうな本を選ぶのが楽しみ。
それも異なるジャンルの本を読むのがよいらしい。
幅広いジャンルの書物を読むことで、知識が広がるのはもちろんのこと、
脳も活性化されるそうな。

この日も社会学、人文学、小説などいろいろなジャンルの本を手に取り、ふと最後に見つけたのが、プロゴルファー・藤田寛之の「ミスをしないゴルフ」。
中身を見るとまあ、読みやすそうだったので買ってみた。

今までいろいろなゴルフの本や記事を見てきたが、それらと比べても、
この本には特に目新しいことは書かれていない。
しかし、なんだか妙に心に入ってくる。
藤田プロが非常にわかりやすくアマチュア向けに書いてくれているのもあるが、
それよりも何よりも、とにかく理論がシンプルなのだ。

「ゴルフはとにかくミスを減らすこと」
「そのためには、クラブをいかにコントロールするか」
「ドライバーはミスしても許容できるが、アプローチ、パターはミスできない」

今までもそういった理論は目にしてきたが、藤田プロはそれらをわかりやすく説明してくれる。アベレージゴルファーにとって、この本は一読の価値ありと思う。

その本の中で藤田プロが勧めていたのが、7Iでティアップして打つ練習。
これも過去にMATTは何度もやったが、いつも中途半端にやめてしまっていた。

ダウンブローに打てていない大半のアベレージゴルファーがまずやるべき練習、という言葉に、もう一度基本に立ち返ろうと思い、今日練習に行ってきた。

久しぶりにティアップして、8I(ストロングロフトなので7I相当)で打ってみる。
ロフト通りに打てれば低い球かロフト通りの球が出る。
時折トップチョロが出るが、クリーンに打てるようになってくると、なんだか気持ちよい。腰の回転をレベル(水平)に保つことだけを考え、しっかり振りぬく。
もちろん、ハーフショットでよい。

そうして何十球か打ってみた後、マットの上で打ってみる。
チョロの変な球が最初は出ていたが、構わずにティアップ、マット、と繰り返し打っていくと、徐々にクリーンに球を捉えることができてきた。

そう、あのアイアンが切れていた2013年頃に戻ってきたような感覚。
そして、いつの間にか酷いフックボールは出なくなり、ほぼストレートで落ち際に右か左に曲がるという、理想的な球になってきたのだ。

プロってやっぱりすごいね。
今までMATTがやってきた練習はほぼ、無駄だった。
アベレージゴルファーの考える練習って、所詮は付け焼刃の繰り返し。
やはり基本をしっかりやらないと、すぐにダメになってしまうってことが、
よーくわかった。

今年一年はずいぶん足踏みしてしまった。
しかし、もう一度基本をしっかりやるということに気づけたのは、
よかったのかもしれない。

ゴルフを始めて10年が過ぎたが、次の10年に向けて再出発、、、かな。
(おおげさか、、、、笑)