姑は家事を手伝ってくれた。


ずっと同じ空間にいるのは気が重かった。




何を話していいのか困ったし、


何より、この頃の私は人と話すことが苦痛だった。


ましてや、相手に気を使って話すなんて・・・






何か話せばネガティブなことしか言えなかった。


つい、愚痴ってしまう。


そんな気はないんだけれど


何かにつけてネガティブ思考であった・・あの頃の私。







姑がはりきって洗濯や掃除


スーパーへ買出し。


助かるんだけどね・・・うん、




みるみる自分たちの家が姑の色に染められていくようで


とっても嫌でした。




物の置き方1つ、


冷蔵庫にある普段私なら買わない食材、


洗濯のたたみ方、


いつもと全然違う生活ペース・・・




悪気は無いのは理解できるんです。


でも、


息苦しかった。




更に何かに追い込まれる気分でとても苦しかった。




その日、日中の半日しか経っていないのに


家が自分の家ではないような気がして


居心地が悪かったんです。




この日、私は仕事中の夫に何度もメールをしています。



ゆず 『お願いだから早く帰ってきて!』


ゆず 『主婦が2人もいて私は何をしたらいいの?』


ゆず 『早く帰ってきて』


ゆず 『早く帰ってきて』




夕方、定時を過ぎると



ゆず 『仕事終わった?会社出た?』


ゆず 『今どこ?』


ゆず 『どこ?駅についた?電車の中?』




送信メールを上記に数回しか


ブログには書いていませんが


同じような内容のメールをもっと沢山送信していました。



しつこく・・何度も・・何度も・・・





自分自身で当時の送信フォルダを見てゾッとしました。


私、ストーカーみたい。


あの頃は気付いてなかったけれど


私の行動は・・・おかしい。





そんな私のメールを受け取ったであろう夫は


この日、


返信をしてこなかった。





うん、だって怖いもん。


何て返信していいか困るよ。


1度でも返信したら


もっとメールが来るんじゃないかって、


そう考えるのが普通かも。