なかでも強く感じたのは、やはり人は人に会いに行くのだということ。
あの人のところは大丈夫かな。
お客さんは入っているのかな。
そんなことが気になる人のところへ会いに行く。
どんな状況であっても。
空間やサービスを求めて足を運ぶ人もいるだろうが、一番の求心力はオーナーやスタッフの人柄と仕事への情熱だと思う。
人は、そういうものを見たがり触れたがるもの。
業態によっては壊滅的なダメージを受けているが、それでも平時からコツコツとやってきた人やお店、組織から、完全にファンが離れてしまうことはないだろう。
人々が求める存在であれば、一旦クローズすることになっても、きっと再起のチャンスは訪れるはず。
自分の場合は宣言中でも変わらず、クライアントさんたちに支えて頂いた。ブレずにやってきて良かったと思う。
大丈夫？と心配して下さる方もいるが、お陰様で来年2月まで仕事の空きはない。
これから先は、本物しか残れない時代になる。
本物とは何か、原点に立ち戻って考える機会を与えてもらった。これを機に、よりシャープに剛くなれる気がする。