あなたなら | 伊藤和磨オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 どこにでもお願い上手な人っている。
その人に頼まれると、少々面倒でもつい引き受けてしまう。

そういう人は、魔力にちかい独特の魅力があるのだろうけど、ちょっとした言葉を付け足すだけで、誰でもお願い上手になれる。
 
他人にどうしてもわかってもらいたい事を伝える場合や、行動してほしいと思っている場合、梃になる言いまわしがある。

文頭に「あなたなら」を付けて、「あなたらなら~してくれると思うんだけど」と結ぶ。

あなたらなら分かってくれると思うんだけど、私はこの事をずっと辛いと思っていたのよ。

あなたなら出来ると思うから、この案件をあなたにお願いしたいと思うんだ。どうかな?

子供を相手に諭すときも、
直樹ならわかると思うんだけど、やるべき事を後回しにすると、後で何倍も大変な思いをするから、後回しにしない方が良いと言っているんだよ。
と、こんな具合に。

人は、あなたならと言われると、嫌な気はしないものだし、期待してくれているのならやってみるかと思うもの。

ちょっとした違いで結果は大きく変わる。

先日も、コンビニの店員が熱い物と冷たい物を一緒に袋に入れようとしたときに、「あなたらな分かるでしょ?これとこれを一緒にいれたらどうなるか。温まったチョコラBBなんて飲めなくない?」と言ったら、ハッとした態度で恥ずかしそうに対応していた。
 これが、「なにやってんだよ、少し頭使えよ!」なんて言ったら、その人は反省するよりも嫌な客だと思うだけで、自分のアタマを使って行いを改めないかも知れない。

目的は相手をやっつけることではなく、気付いてもらうことだ。

絶対に避けるべき言い回しは、文頭になんで?!をつけること。
なんで○○してくれないのよ!

なんで分かってくれないのよ!!
これは確実にマイナス方面に突き進む。

 お願いするのが下手だと思っている方、あなたなら上手くいくはずだから、2~3回試してみて頂きたい。