築地のマグロの競り見学中止 | メモらんだむ

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外国人観光客のの誘致にはさまざまな呼び物が必要。

僕が考えうる中で現在の東京の最大の人気スポットは築地のマグロのせりだと思う。
これが、豊洲となるとちょっと違う。
しかし、現在の築地でもやっぱりいけない。

懐古主義ではいけないし、刷新主義でもいけない。
重んじるのは歴史、場所には歴史が宿る。

江戸のころの日本橋の魚河岸が残っていないのはやはり寂しいし、
築地がなくなってしまっても残念だ。

建物にも歴史が宿る。古きよき築地を残してうまく
耐震性や耐火性、それから観光誘致をしても、市場業務の邪魔にならないしくみを考えて欲しい。

一定の冷却期間をおいてなぜか周期的に現れるこの中止措置そろそろ運営側の問題だと思う。

そこでアイディアを一つ。
場内でも卸の場所は入場チケット制などにして人数制限をしたほうが良いのではないか。
たとえばチケット制のツアーなどにして、一回20名全10回開催一回の競り見学時間6分などとして
タイムスケジュールを組んでおくとかなりきれいにしかも見る側も落ち着いて見れる。

10回開催でもうまく運営できるはずだ。出発は5分おきの一日10回、
事前予約もできるが、当日券も設ける。

ちょうど、発泡スチロール置き場の近辺に集合場所、チケット売り場を作り、競りの入場口のところで
チケットをチェックしておく。そのほかの場内の卸も見ながらコースを決めて軽くしくみなどを説明。
最後には場内の5号館のあたりで解散して鮨を食べに行く自由解散。全15分のコース。ツアーガイドは5名もいれば充分だろう。

一回当たり1,000円も頂けば大丈夫だろう。3歳以下は無料。4~10までは500円などの設定。
運営は築地を愛するNPOなどが行えばいい。
ざっと1日あたり200,000円の収益になるので、運営ボランティア5名の人件費5000円×5名=25,000円とNPO事務局の運営費一日20,000円としてみても、200,000-25,000-30,000=145,000円
この残金は築地のリニューアル資金へのサポートでいけるのではないか。

NPO収入(事務局運営費)=30,000×20日=600,000(月)7,200,000(年)
ボランティアガイドの収入5,000×20日=100,000(朝だけの副業収入)
築地へのリニューアル還元費=145,000×20日=2,900,000(月)34,800,000(年)

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築地市場 マグロの競り場見学一時中止へ 市場業務に支障
4月6日19時4分配信 毎日新聞

東京都は6日、都中央卸売市場・築地市場(中央区)でのマグロの競り場の見学を、8日から5月8日までの1カ月間中止すると発表した。4月7日と5月9日は市場が休みで、5月10日から再開する。3月末から見学者が増え始め、5日は500人以上が行列を作るなど、見学エリアに人が殺到。安全確保や市場業務に問題が生じているため決めた。年末年始以外の見学中止は初めて。

 築地のマグロ競り場は「日本観光」の人気スポット。繁忙期を理由に08~09年と09~10年の年末年始は見学中止にしていた。

 都によると、見学者の9割以上が外国人観光客。以前から、魚にふれるなどのマナー違反も問題化していた。今回、市場関係者から「仕事にならない」と多数の苦情が寄せられたという。