埼玉県議会 県土都市整備委員会視察 ①大滝トンネル | 松下まさよ オフィシャルブログ

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おはようございます、松下 まさよです。



今回の埼玉県議会 県土都市整備委員会 日帰り視察では、大滝トンネルの工事現場と秩父県道整備事務所の取り組みを視察しました。




まず、一般国道140号 大滝トンネル(秩父市)の工事現場のご報告。



現状として、秩父市大滝地区の国道140号現道は、落石や斜面の崩壊等が多く発生しており、その都度、交通規制を余儀なくされています。また、この区間は 秩父市内で唯一迂回路がない幹線道路であり、災害時に寸断された場合 避難や物資輸送に大きな支障となるという課題があります。それが大滝トンネルの整備することで、現道の危険区域約7kmの区間を約2kmの トンネルで通行することができ、平時にも災害時にも安心・安全な道路となることが見込まれています。




視察に伺った1月25日時点で、掘削完了まで残り17m となっており、完成すれば県内3番目の長さのトンネルとなります。また、共用開始は令和7年度以降となっています。





大滝トンネルが整備されることによる効果としては、危険区域の走行時間の短縮や安全性の確保、地域防災力の強化等があります。また、国道140号沿線には三峰神社や三十槌の氷柱など関東有数の観光スポットがあり、トンネルの整備によりアクセスが改善されることから、観光客の増加が見込まれます。それとともに、埼玉県と山梨県を結ぶ西関東連絡道路の利便性もさらに向上し、広範囲の方々の交流、物流の活性化が期待されます。





大滝トンネルの工事進捗状況は毎週更新されていますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。


https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/56708/20240120_otakitn084.pdf