ヨコハマ買出し紀行~三浦半島前編 | アニメなしじゃ生きられない!

ヨコハマ買出し紀行~三浦半島前編

2012年2月下旬、友人から一通のメールが来た。
「三浦半島に聖地巡礼に行かないか?」
とのことだった。
それだけで、俺には何の聖地巡礼にいくかわかった。
作品名は「ヨコハマ買出し紀行」(作品は完結)

超簡単な作品概要
ヒロインはロボットで、近未来の荒廃した日本に住み、カフェを営んで暮らしている
美しい風景描写と登場人物達の心温まる心情描写がポイント。
読んで癒される漫画。


雪が降って寒い日も多かったので、
「もう少し暖かくなってからいかない?」
と返したのだが、
この時期に夕日(太陽)の写真を撮りたいとのこと。
(漫画の中でも、夕日などの美しい風景がよく描かれている)

とりあえず、3月、最初の日曜日空いてるけど?

と返すと、さっそく行こうということになった。


前日になり詳細を詰めたいからということで電話。

当日は曇りで天気悪いらしいが、友人は日頃の鬱憤をはらすため、憂さ晴らしに決行したいとのことで、俺も付き合うことに



計画は完全に友人に任せていた。

逗子駅でレンタサイクル借りて回るとのこと。
片道20kmぐらい

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大丈夫だよそれぐらい、俺達中学・高校の頃、学校行事の耐久歩行大会で毎年多摩川河川敷を二子玉川から上流に向かって歩いたじゃん!
(中学20キロ、高校約40キロ)

と俺は強気に言ったが、舐めていた・・・

しかも、updownが結構あるだろうと言われた。

友人「防寒対策は必須。手袋忘れるなよ」

2012年3月、最初の日曜日。
聖地へ出発。

今年初の聖地巡礼だ!

天気は曇り。
前日は暖かかったが、今日は超寒い。

自転車屋が開く、10時に逗子駅集合。
ところが、電車乗って現地に向かってる最中、友人からメールが

「楽しみにしすぎて眠れず、遅刻する。」

小学生かお前は。

俺は予定より一本早い電車に乗ったので0935頃、逗子に着いてしまった。
自転車屋開いたら手続きやっておくといい、それまで朝マック。

1005頃、自転車屋に行き、手続きを済ます。

1020頃、友人と合流し、巡礼のたびへ出発!!

友人「あと3年で俺達魔法が使えるぜ」
(30歳まで童貞だと魔法が使えるというのがオタク達の伝説。
友達はアニメ漫画ゲームのオタクではないが、完全に趣味に生きる人。早川文庫などSF作品がすき。)
参考1参考2

俺「なんの魔法使いたいの?」
答えはメガンテだったか、パルプンテだったか、どっちか忘れた。
ドラクエよくわからんので。(そんな普通のゲームはやらねー。俺はエロゲーで育ったんだ)



そんなことを話しながら

葉山御用邸
(門の雰囲気は沼津の御用邸記念公園に似てた)を過ぎ、第一目標長者ヶ崎へ。

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俺「太ももが・・・」
友人「俺も結構パンパンなんだけど・・・」

旅はまだまだ始まったばかり
この先大丈夫かよ・・・


友人は聖典(漫画の2巻目)をリュックから取り出し、漫画の風景と実際の風景を見比べていた。

さて、次の目標へ出発ー!


海沿いの長く緩やかな下り道を自転車で爆走。
晴れてたらもっと気持ちいいんだろうなー

で、海沿いの車道をバイクが何台か通り過ぎていく。

バイク乗りには気持ちいい道なんだろう。
(俺自身も二輪免許持ってて、250ccのってるから気持ちがわかる)

自転車で走りながら俺達は会話を続ける

俺「バイクできたいなー」
友人「バイクなんて邪道だ」
俺「なんで、ヒロインのアルファさんだってバイク乗ってるじゃん(参考)」
友人「確かにあれを読んでいると原チャリが欲しくなる。」

俺「カメラで風景撮らないの?」

友人「とったよ。てか、写真なんか最初の一枚でいいんだ」(セリフの細部までは忘れたがこんな感じ)
俺「心で感じるのか。いや、でも俺達ロボットじゃないから同じことできないし」


友達の方が俺よりも遥かに熱心な信者だった

で、そのうち俺がばててくる。

長い上り坂は自転車を降りて、押すようになった。
普段、そんなに水をガバガバ飲まないのだが、500ミリのペットボトルがすごい勢いでなくなった。チョコレートがほしくなった。
俺はついていくのが精一杯だった。
ぜえはあ言いながら、口は半開きになっていった。

友人「お前会社行ってるのに、なんでひきこもりの俺より体力ないんだよ」

友人は、大学院生でつい先日、内定をとった。

友人「燃焼させる脂肪がお前にはないのか・・・」
俺「エネルギー源が足りない。消費が早すぎて、回復が追いつかない・・・」

俺の体重47キロ。50キロを超えたことがない。身長174.5
あれだなMSの性能(体格)の差が戦力(体力)の決定的な差というわけだ。

といっても別に友人はデブといわれるような体格ではない。ちなみに俺のあだ名は、ホネだ。

友人「大丈夫、プレッシャーかけてないからゆっくり漕いでくれ」

俺「プレッシャーかけられても無理なもんは無理~」

友人「ぎゃはは」

昼過ぎ、京急三崎口駅に到着。
俺はコンビニに入ってチョコレート菓子を買った。

京急三崎口駅のロータリーには、電車から降りてきた一般人達がバス街の長い列を作っていた。
こんな寒空の下、どこへ行こうというのだろうか、この一般人どもは。

友人が腹減ったーというので、昼食を摂ることに。
俺も休憩したかった
友人がちゃりんこ屋のおっちゃんに電話をかけて、昼飯うまいところを聞く。(出発前に店主とそんな話をしていた)

スーパーの2階にある豊魚というところへ。

店内はファミレスほどの広さにも関わらずめっちゃ混んでいた。順番待ちで7番目ぐらい。
10名様という若い兄ちゃんたちの団体もいた。

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昼飯。30食限定だったか、約2,000円。

食事をし終えてから友人が一言。

「そういえば俺刺身あまり好きじゃなかった。そして食いすぎた。重い」
「だったら天ぷらにしろよ・・・」


※長いので後半に続く

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