久しぶりに大きな病院へ。
 
卵巣嚢腫の手術をするかどうかを
相談しに行ってきました。
 
4年ぶりに会う先生と
ご無沙汰しております…と挨拶をして。
 
MRIの画像を一緒に見ていると、
あああ・・・これが私の体か・・・!と実感。
ここです、と先生。
白く映っている卵巣嚢腫を見たら
思い浮かんできた言葉は
「ああよくがんばったよね」
怒涛の20代~30代を耐えてきた結果なんだろうね。
 
素人なのでわからないけれど、
大きく腫れた卵巣は子宮を圧迫しているようにも見えて
限られた私の体の中の体積の中で
臓器同士でいろいろやりくりしているんだろうか
などと考えてしまいました。
 
選択肢をいくつか説明してもらいました。
 
このまま定期的に検査をしつつ、癌の疑いが出た時点で、全部摘出。
それか、
片方だけ摘出後、投薬治療。ただし副作用がやっかい。
 
卵巣癌になる確率は100人に1人くらい。
言葉は悪いですが、ロシアンルーレットのようなもので・・・と先生。
 
100人に1人になることを恐れて、いますぐ摘出手術をすることも
このまま癌にならずに一生を終える可能性を信じて手術をしないことも
どっちが正しいとも間違いだともいえない。
 
 
でも、私はもうしばらく癌回避のための卵巣摘出手術は先延ばしにするという結論に至りました。
 
本当は、2人目の子どもがほしかった。
でも、当時の私は体外受精までするエネルギーが枯渇しちゃていて
あきらめたといいながらも
馬鹿みたいに奇跡をどこかで信じながら生きていた。
 
先生が、私のカルテや紹介状を読んで
ああ、不妊治療もされていたんですね。と。
そしたら、体ごと私のほうをちゃんと向けて私の目を見て
いろいろ話をしてくれた。
私も、今日ここに来るに至った自分の心境などを少しだけ話した。
 
しっかり対面してやりとりした会話だけで
私の中のちょっとした悲しみ・・・
 
二人目の子どもは授かれなかったこと
卵巣がこんなに腫れあがってしまったこと
 
それらに対する悲しい気持ちが癒えたような気がして
帰り道「医は仁術」という言葉を久しぶりに思い出した。
 
時間の経過は本当にすごい。
未練たらたらの私が、もうそんな自分でもいいって思えるようになって
このまま一人娘の子育ても終わりに近づき、
そのあとの人生がだんだん楽しみになってきている。
 
うん、大丈夫。
どうなっても、わたしは幸せを感じながら生きていける。
 
昔から好きだった景色を見て、そう思った。
 
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