2市1町広域連携について
令和7年度 高石市第2回定例会 一般質問
今後、高石市でも人口減少や高齢化等の影響により、福祉をはじめとする様々な分野で行政課題が発生し、その果たすべき役割はより大きくなる一方で、行財政運営はより厳しい状況になると見込まれます。
これらの課題に対応していくには、市町村単独での行財政改革等の取組みに加え、地域全体で協力して行政課題に対応する「広域連携」を進めていくことが重要となります。
そこで質問ですが、
Q1.令和5年10月に泉大津市·高石市·忠岡町の2市1町の連携協定を締結しましたが、実施している具体的な事業の説明をお願いします。
A1 企画課.
現在実施している事業としましては、
広報誌でのイベント情報等の相互掲載や、
福祉バスの相互利用、
人事交流など
が挙げられます。
Q2.連携協定の効果について伺う
A2 企画課.
広報誌の相互掲載につきましては市民以外の方にもイベントの参加や施設の利用が見込まれます。
福祉バスの相互利用につきましては、他市町の医療機関をはじめとした、施設等の利便性の向上があげられます。
人事交流につきましては、組織の活性化や新しい視点や知識を得て、業務改善につながることが期待できます。
Q3:もう2年近くなるのだが、広報誌と福祉バスと人事交流というは、2市1町の連携としては、あまり進んでいるようには思えないのだが、今後の取組について伺う。
A3 企画課.
今後の取組としましては、
消費生活センターにつきましては、消費生活や消費者トラブルに対する相談内容が複雑化、高度化していることから、広域に連携して対応できる体制づくりに向けて勉強会を立ち上げ、協議しております。
また道路·公園·下水の管理につきましても、包括化を検討しているところです。
Q4.新しい忠岡町長が誕生したが、2市1町連携の取組に影響は
A4 企画課.これまでとかわりなく、取り組みは可能と考えております。
松本:わかりました。冒頭に広域連携の意義を説明しましたが、市長や町長が変わられても、2市1町の連携は変わりなく進めていくことが大事です。
先月の忠岡町長選挙でもクリーンセンターの議論がありました。
高石市と泉大津市、和泉市の3市の泉北クリーンセンターも現在建て替えの議論をしていますが、忠岡町とも連携した議論をもっとしていけたらと思いますし、泉大津市でも図書館やシーパスパーク、病院、また以前の一般質問でも紹介したオーガニック給食等があり、高石市でも市民文化会館やハグッドなどの施設があります。
もっと高石市がリーダーシップを取って、広域連携できるところは進めていきながら、コストを下げて、良質な行政サービスを取り組むことが重要です。
ぜひ、進めて頂くことを要望して、一般質問を終わります。