☆ひざ裏の湿疹・赤み・腫れぼったい
こんにちは、まつもとです。
「アトピー」は現代病と言われて久しいです。
ところが!!
数百年前の中国の医学書に、すでにその記載があったのをご存じですか?
そこでつけられた病名は、「四湾曲」。
湾曲してる4つの部位に痒みが起こる、という名前です。
4つの部位って、どこでしょう?
人間の身体の中の、4つの場所。
そうです。
肘の内側と、膝の裏です。
その医書が書かれた時代は、長い戦乱が終わり、ひとびとの暮らしが豊かになり、都市の人口が増えていました。
おいしいものをお腹いっぱい食べられ、運動する機会が減り……
あらあら。
今と全く一緒ですね。
肘の内側や膝の裏は、湿疹ができやすい場所です。
赤く腫れぼったくなります。
よく見るとしわとしわの間が広がっているので、分かります。
掻き傷が、痒みの存在を示していることも。
おこさまから大人アトピーまで、ここは症状が出やすく、なかなか治りにくい部分ですよね。
どうしてでしょう。
アトピーは、体内に溜まり溜まった「老廃物」が、もうどうしようもなくなって、皮膚へあふれて起こる病気です。
本当だったら、お小水とお通じ(おしっことウンチのことです)で外へ排出したいのに、そうした「通常ルート」から出すだけでは足りなくて、
「皮膚からでもいいから外へ出しちゃえ!!」
となって発生します。
そう、アトピー性皮膚炎のプツプツやカサカサ、ひどくなるとジュクジュクするのは、皮膚を老廃物排出の「緊急ルート」として使っちゃったことで起こるんですよ。
老廃物は、もとはと言えば食べものだったもの。
湿り気があります。
この老廃物、「水っぽい何か」は、身体の中に溜まるうち、次第に熱を帯びます。
だから、アトピーは、赤く+腫れて+痒くなる訳。
そして、水って重いです。
アトピーを起こす「水っぽい何か」は、重力に引かれて、段々下へと下がっていきます。
症状真っ盛りの頃は熱に吹き上げられて、顔や首など、身体の上の方に出ることが多いです。
落ち着いてくると、症状の出ている部分がゆっくり下へとズレてくることがあります。
お腹や背中、腰回りですね。
そうして、膝。
ひざ裏や足に出た症状は、結構あとまで残ることがあります。
上半身はもうカサカサだけなのに、膝の裏だけはまだ赤く腫れぼったい、とかね。
これはまだ、身体の中から完全に「水っぽい何か」がいなくなっていない証拠です。
アトピー性皮膚炎を完治するためには。
アトピーと、本当に「さよなら」するためには。
膝の裏って、重要なチェックポイントですよ♪
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