巨人が激戦を制して4年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
しかし今日はあえて政治の話。
9人による激戦を制し、総理・総裁の座を射止めた石破茂さんのことを書きます。
と言っても政治信条の話をするつもりは全くありません。
私が書きたいのは第1回の投票が終わり、高市候補、石破候補の2人が
決選投票前に訴えかけた5分ずつの演説についてです。
率直に言って石破さんの言葉には力が溢れていました。
被災地へのお見舞いに始まり、自己の反省から、「守る」というキーワードで綴られた
決意と続いた言葉はどれも鬼気迫るものがあったように聞こえました。
対する高市さんも同じようにお見舞いの言葉から始まり、歴代総理経験者の皆さんらへの
感謝の言葉を一生懸命述べていらっしゃいましたが、中身云々でなく、言葉の力という部分では
石破さんに及んでいなかったように聞こえたのです。
しかも5分という枠の中で収まらず、尻切れトンボになってしまいました。
あの演説で誰に投票するかを決めた方はほとんどいらっしゃらなかったのでしょうが、
単純に言葉の力という点では石破さんに軍配が上がっていたように思いました。
繰り返しますが、政治信条等に基づく見解ではありません。
単に言葉を生業とする者として感じたことを書かせていただきました。