本当に強い大学ランキング2024と2015 | まつんちょのブログ

本当に強い大学ランキング2024と2015

東洋経済の臨時増刊です。

 

 

 

 
 

 

総合ランキングは、

①教育力・研究力

②就職力

③財務力

④国際力

の4つで、現在は13の指標を用いてランキングしています。

 

しかも、2006年から毎年同じような指標を用いています。

 

していますが・・・③、④は本当に要る?という感じです。

少子化で大学の淘汰を考えたりすると必要かもしれませんが。

 

立命館アジア太平洋大学なんて、外国人比率がおおよそ半分で、そこの数値が影響して総合評価16位なんだもの。

これ、適正な評価なのか?と思います。

 

2015年版には、

学生の付加価値を与える「教育力」とその結果としての「就職力」、その基盤となる「財務力」とあるので、「就職力」だけで十分ではないかな???

 

 

2015年版は、今よりも細かく、学部でのランキングになっています。

2015年版の就職力は過去3年の平均です。

 

全部みても良いのですが、サンプルとして2学部を見てみます。

 

経済系は、

1位 名古屋  

2位 静岡県立

3位 一橋(商)

4位 東京理科

5位 一橋(経)

6位 安田女子

7位 高知工科

8位 京都

9位 南山(経営)、福井県立

 

となっています。

 

11位以下国公立をみると、

東北

広島県立

神戸

名古屋市立

大阪市立

北海道

神戸

滋賀

大阪

兵庫県立

岡山

と続きます。

 

国公立大が過半数の18校。

 

 

次に、理工系をみると

 

1位 富山県立

2位 岡山

3位 福井

4位 金沢工業(工)

5位 愛知工業

6位 金沢工業(建築)

7位 福井工業

8位 関西

9位 広島工業

10位 近畿、名城

 

11位以下国公立をみると、

岐阜

三重

岡山

兵庫県立

国際海洋

新潟

山梨

信州

岩手県立

和歌山

と続きます。

 

こちらは国公立が過半数割れの13校。

 

 

 

ただ、名称をみるに、結構、公立大学、地方国立大が強いような・・・。

 

このあたりに偏りがでてしまうので、総合という形にしているような気がします。

 

 


考慮するとすれば、これは過去の実績であって、未来ではない。

 

特に、少子化が進み、売り手市場が続くということを考えると、どれだけ自身に付加価値をつけることができるのか?という面が重要です。

 

かといって、労働力の比較もAIの普及で、過去と未来はイコールではない。

 

難しいところ。

 

 

また、2015年の誌面ですので、2014年の結果。

 

2014年は日経平均株価が、1万4千円から1万8千円くらいの時。

 

現在は4万円に届こうかという時代。

 

明らかに時代背景がちがいます。

 

2014年あたりは、不況からの脱却を目指していた時代。

 

要するに、不況時には才能に当たりはずれのある一芸よりもマルチな才能を求められ、結果、国立大出身者が有利になっていたということではないかな・・・と。

 

結局、経済には浮き沈みがあり、沈んだ時に生き残れるか???ということが親として心配なわけで、そうすると不況に強い国立大出身者ということには変わりはないのではないかな?と思います。

 

ということは、就職をみて大学を決めるとするならば、やはりそれ以外の数値は不要です。

 

ウチの息子は、突出しての科目の才能がないので国立大向きとしていますが、

 

そういった意味でも今後も国立大重視で行こうと思います。