コンセントなくても動く液タブはいねが〜〜(いつかドヤドヤする日5)
追記(2024年8月2日)
ありがたい事ですが、この記事は公開してだいぶ経つのに閲覧数がとても多い記事の一つになります。
検索等でこの記事に辿り着く方が多いようです。
『パソコンから給電できる液タブの情報』をお探しなんだと予想します。
しかしながら、すでに2年以上の月日が流れてしまったので、すっかり情報が古くなりました。
結果から書くと、ワコムワン(第一世代)、iPadProと色々試した結果、WacomのMovinkに落ち着きました。
その辺の事を新しい記事で書きましたので、よろしければそちらをご覧ください。
(追記終わり)
液晶タブレット(以下液タブ)とは、液晶画面に直接ペン入力できるパソコン機器の事です。
こーゆーやつ。
(Wacom公式ストアより)
アップルペンシル付きiPadをデカくしてパソコン機能を抜いた感じでしょうか?
(iPadの方が後発ですが・・・)
現在、家の仕事場ではCintiqの27インチモデルを使っています。
2015年発売なのでもう旧式になりますが、愛着もあるのでまだまだ使っていきたい。
とは言っても、今回のテーマ
『外でも家と同じようにクリスタ作業を出来るようになりたい』
を実現するには、27インチでは大き過ぎる・・・重すぎる・・・
(ちなみに9kgあります・・)
そこで最初に考えたのが、今持ってるiPadProを『サイドカー』と言う機能を使って液タブ化する方法です。
サイドカーとは、iPad と MacをWiFi経由で繋いでセカンドモニターにする機能ですね。
Apple Pencilも使えるので、まるで液タブのように使えるらしいのです。
iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う(Apple公式)
早速試してみたのですが、僕のiPadProが古い(2017年発売12.9インチ第2世代モデル)せいか、ペンストロークがガクガクになってしまって、まるで使い物にならない・・・
(線を引くのが下手なだけと言う説もある・・・)
ググってみると、
『少し遅延があるけど使える』
『すごい便利!』
って言ってる人が多いので、iPadを新調すればいけるのかしら?
でも、パソコンやその他の機材で既に結構散財しちゃったし、これでさらにiPad買うのもなぁ・・・
追記
その後(2022年10月)、結局新しいiPad Pro買っちゃいました。(第6世代12.9インチモデル)
iPad Proはストレージ1TBモデルからメモリーが16GBに上がるそうなので(それより下は8GB)、絶対そんなに必要ないのに1TBモデルにしました。
(前のiPad Proはストレージ98GBしか使ってなかった・・・)
結果は、前モデルじゃないにせよ、やはりペンストロークはガタガタになってしまいます。
ガタガタと言うよりはヨレヨレ・・ぐらいには改善しましたが。
『有線にすると劇的によくなるらしい』
と言うYouTube動画があったので試してみましたが、確かに少し滑らかになりましたが、やはりヨレヨレには変わりなかったです。
(やっぱりわしが下手なだけ???)
(追記終わり)
そう思ってたら、耳よりな情報が・・・
僕が使っているCintiqと同じメーカーのWacomさんから出ている『Wacom One』と言う液タブがあるんですが・・・
これが奥さん!パソコンとかのUSBから電力供給出来るらしいんですよ!
・・・・なんていきなり言われても意味不明ですね・・・
液タブを使って外で作業するにあたり、ネックになるのは、大きさや重さもそうなんですけど、一番は電源なんではないかと思うんです。
基本的に液タブはコンセントからしか電源が取れない(はず)です。
スタバとかで運よく電源付きの席が確保出来ればいいんですが、そこはあなた、
わたくしめみたいな田舎者のスタバ初心者は、当然端っこの席に案内されますわな?
いや、席に座らせて頂けるならまだしも、おそらくは地べたに藁を敷いただけのスペイス、そこに案内される事でしょう。
それがお前にはお似合いだよ!
この田舎もんが!カッフェラテ〜イなんて100万年早いわ!泥水でも啜ってな!おたんちん!
って言われるに決まってますよね。
って聞いてますよ。
恐ろしい所らしいですよ、スタバは。
と言うのは嘘だと思いますが(たぶん)
『電源のある席が必ず空いてるわけではない』と言うのは確かなので、モバイルバッテリーやMacBook本体から電源が供給出来る必要があるわけです。
あと、お店によっては、席に付いてる電源がコンセントじゃなくてUSBの所なんかもあったりするわけですし。
そこで『Wacom One』!
本来コンセントから電源を取るのは同じですが、その電源ケーブルがUSB式で、電源供給も可能らしい。
(ただしメーカー非公認なので思いっきり自己責任です。)
あくまで地面に藁の席に通された時の緊急用と言う事で・・・
(Wacom公式ストアより)
サイズも13.3インチなので、iPad12.9インチとほぼ一緒。
カバンにも入ります。
重さは1.0kgとiPadPro(0.63kg)よりはちょっと重いけど、液タブの中では最軽量です。
WacomにはCintiq Proと言うフラッグシップモデルがあって、多分そちらの方が性能がよろしいんだと思いますが、最小モデルの16インチでさえ1.9kgあります。
Wacom Oneはその約半分!
Cintiq27より全然軽い(当たり前だ!)
おまけに、お値段も現在3万8000円と、iPadProよりもCintiq Proよりも遥かに安い!
どうしようかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と悩んで、『寝てから考えよう』と思って寝て起きたら・・・
翌日アマゾンから届きました!
ありがとう小人さん!
いや買っとるがな!(自分で)
・・・・・
早速繋いでみました。
MacBookのUSBからちゃんと電源供給されてます。
値段が安いんで性能面がちょっと不安だったんですが、これがCintiq27より全然書き味がいい!なめらか!
(たぶんCintiq27が旧式のせいだと思います。)
画面の発色は少し悪いですけど全然許容範囲です。
画素ピッチ(=画素と画素の距離→小さい方が同じ面積により多くの画素が詰め込めるのできめ細かい映像になる)も、最新のCintiq Pro32より小さい!
参考・画素ピッチ比較(ぴちぴちピッチ調べ)※
Cintiq27 0.233×0.233mm
Wacom One 0.1533 x 0.1533 mm
Cintiq 16 0.17925 x 0.17925mm
Cintiq Pro16 0.08964 x 0.08964 mm
Cintiq Pro32 0.18175 x 0.18175 mm
僕が今使っているのが良くも悪くも古いCintiqだからよかったのかも。
普段Cintiq Pro使ってる人は不満かもしれませんね。
あと、普通の液タブのペンって、アップルペンシルやアナログのペンに比べるとちょっと太いんですが・・・
(使い込んでて汚くてすんません!)
Wacom One付属のペンは細いんです。
これも不安要素だったんですが、これがまた逆に持ちやすい。
さらにと言うか、実はと言うか、購入の一押しになったのが、こちらです。
『ワコム Hi-uni DIGITAL』と言って、なんとuni鉛筆の同じ材質・・・つまり木で出来ている液タブペンです。
これがまた、持ちやすくて使いやすい!
今のところ、ワコム Hi-uni DIGITALが使えるのはWacom Oneだけみたいなので、それだけでもWacom Oneを買った価値がありました。
セットで安くなってたし。
ただ、欠点もあるんですよね。
cintiq27のペンにはボタンが2こ付いていて・・・
ここに一番使うツールやキーを割り当ててるんですけど、Wacom Oneのペンにはボタンが一個しかない・・・・
Hi-uni DIGITALに至ってはボタンそのものがない・・・
デザインを本物の鉛筆に寄せたのはわかるんですが、ボタンつけて欲しかった・・・
でも、Wacom OneもHi-uni DIGITALもとても良いです。
元々外での作業用に買いましたが、家の中でも、ちょっと気分を変えたい時とかに重宝します。
そんなわけで、Part3で『買ったはいいけど全然使ってない』って言ってたスタンドが復活しました!
次回、いよいよMacBookとWacom One持ってスタバに行ってきまっす!
果たして、ちゃんと椅子のある席に通してくれるのか!??
※ぴちぴちピッチ調べとは、ぴちぴちピッチの曲を聴きながらネットで調べることである。
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