ネーム分室に行ってきました!① | 人は気にならないだろうけど私は気になる。
2014年02月15日(土) 22時01分59秒

ネーム分室に行ってきました!①

テーマ:漫画制作のこと
最近漫画制作の話ばっかですんません・・・

『生チョコライブ』レポートの途中ですが、昨日は豪雪の中、MAEDAX背景美塾の『ネーム分室』に行ってきましたのでそのご報告を・・・・




雪の青山





『ネーム分室』とは、この度『MAEDAX背景美塾』に新設されたネーム講座の事です。



週1回、90分の授業4回で誰でも『32ページの読み切り短編のネームを書くことが出来る!』と言うのが謳い文句となっています。




ネームとは何ぞや?

言うなれば漫画の下描きの下描き・・・絵入りの脚本と言った所でしょうか?



わたくし作なので何の参考にもならないと思いますが、こんな感じにコピー用紙とかに鉛筆やシャーペンで書くのが一般的です。





僕ちゃんの場合誰に見せるわけでも無いので、誤字脱字おかまいなしの暗号のような文字で書きますが、普通はプロにしろ投稿者にしろ編集者も読める程度の丁寧さで書かなくてはなりません。


『これは本番の下描きか!?』と言うくらいに絵をしっかり入れる人もいれば、文字しか書かない人もいます。



ちなみに僕がネームを書く時は、よく言えばインスピレーション・・・・
正確には『思いつき』『いきあたりばったり』だったりします・・・

原稿に起こしてる内にどんどんセリフや内容が変わっていったり、まだ先の展開が決まって無い『ネーム未完成』の状態で原稿を描き始めるなんてのもしょっちゅうです・・・


その結果、原稿は予定外にどんどん長くなって行きます・・・・


ミニ日記(77.5)にもある通り、サイトで発表している中編マンガも元々は30ページぐらいを想定して描き始めた短編だったはずが、現在150ページ超えて未だ未完・・・


これではイカン!


少しは理屈も知っておこう・・・そして短くまとめる術を手に入れよう・・・
と言う訳で、今回の受講を決意したわけです。


まぁ自分で勝手に発表しているWeb漫画なので、ページ数に決まりは無いのですが、短くまとまって同じ内容を伝えられるならそれに越したことはありません。だらだら長いだけなら読む人にも迷惑なはずです。



☆       ☆      ☆




ネーム分室の講師を担当するのは、MAEDAX塾長の友人である漫画家のごとう隼平先生です。






元々僕はごとう先生のニコ生のリスナーで、背景美塾の事も先生のニコ生で紹介された時に知ったのでした。





授業料は90分×4回分で計22,000円。背景美塾初級編受講者なら20,000円。

つまり、初級編をすでに受けている僕の場合、一授業5,000円・・・・



はたしてこれは安いのか?高いのか?



全4回のレポートで、曇り無きまなこ(© ヒイさま)で見定めたいと思いまんす!



☆       ☆      ☆




教室に付くと、すでに受講生のみなさんが集まっておりました。



今回の参加人数は僕ちゃんを入れて7名。


内5名は女性です。


こんな事言っていいのかわかりませんが、最近は漫画を描いてる人でもお洒落で美人の方が多いですね・・・


画描いてる人なんて男女共に・・・・ン!


これは『ゲフィンゲフィン』



プロ志望の方、同人誌で活躍されている方、アシスタントをしている方、今回も様々な方がいるようです。


もうひとりの男性はプロの漫画家さんで、詳細を書いていいのかわからないのでボヤっと書きますが、顔見知りの方だったので僕の緊張もちょっとほぐれました。

まぁ、そんな心配をする必要も無く、みなさん気さくでやさしい方ばかりですぐに和やかな雰囲気になるのがMAEDAX & ごとうマジックなわけですが・・・



☆       ☆      ☆




まず最初に、ごとう先生の経歴紹介と『そもそもネームとはどんな物?』の説明も兼ねて、ごとう先生作のネームの現物と、それを原稿に起こした物を見せてくださいました。
(『ネームを全く書いた事も見た事も無い人』も受講対象になっているのがこの講座の良い所だと思います。初心者にも入りやすく、中級者もまっさらな状態で基本から見直せると言うわけです)


原稿の方はデジタル原稿なのでプリントアウトした物だったのですが、やはりプロの原稿は綺麗ですね!

それまでごとう先生は確かフォトショップで作画していたと思うんですが、クリップスタジオPAINTを初めて使った原稿だそうで、個人的に興味しんしんでした(僕も最近クリスタに切り替えてる最中なので)



その後『なぜネーム分室をやる事にしたのか?』の説明がありました。



僕はごとう先生のファンなので特に不思議に思わなかったのですが、ごとう先生自身がしょっぱなこんな意味の事を言ってました。



『なぜ大ヒットを飛ばしたわけでもなく現在連載を持ってるわけでもない作家が講師なのか?』


ごとう先生のサイト(彩色主義)に『100万回の没【没ネーム】』と言うエッセイ記事があるんですが、ごとう先生はこの10年の間に膨大なネームを書いては編集者に没を受けるの繰り返しだったと言うのです。
(ごとう先生の単行本の奥付を見れば、漫画に詳しい人なら『ああ・・・ごとうさん、編集とのやりとり大変だったろうな・・・』と気付くと思います・・・)


そしてごとう先生は、漫画に限らず、物事のメカニズムを解明し論理的に法則付けして行くのが元々好きなんだそうです。

つまり『感動』や『面白さ』とは何か?・・・のメカニズムを分析していた十年でもあったわけです。


編集者とのやりとりで生まれたその膨大なトライ&エラーで発見したメゾット(方法論)は、言葉にすると実はとても簡単な物だと言います。


『自分で気づくには十年かかるけど、教えてもらえれば一分で理解できる。』(ごとう先生談)


ごとう先生が10年かかって得た『結論』を惜しみなく伝えてくれるのがこの『ネーム分室』なわけです。





そんなわけで、配られたカリキュラムには『極秘』の文字が・・・




名付けて『GNS』(Gian Nobita Suneo)



ちなみにこの背景美塾印のクリップボードはごとう先生からのプレゼント。





ごとう先生もネームを書く時にクリップボードを使っていて、場所を選ばず重宝するそうです。
(最後の授業の後にも何かプレゼントがあるそうです!楽しみ楽しみ・・・)



そんなわけで、授業内容は具体的には書けないわけですが、確かに
『もの凄いシンプルだけど確信を突いたこと』
をいきなりいくつか教えてくれました。



それは『コロンブスのたまご』かもしれません。

人によっては『そんなの知ってるよ~』としたり顔で言うかもしれません。


でも僕はごとう先生のような切り口の漫画論を、世に多くある漫画の入門書を含めても初めて聞きました。


そして『なるほど!』とヒザを打ちました。



過去の自分の漫画を振り返ってみると、全く『やってない作品』と、『無意識にやっていた作品』とがありました。

そして、『無意識にやっていた作品』の方が、確かに良く出来ていると思えました。


逆に言うと、その方法を最初から知っていれば、おのずと作品の方向性が決まっていきます。

そしてその有効性を証明するかのように、授業中読み切りのストーリーを3つ、帰りの電車の中で4つ思いつきました!
今回の授業は実際のネームを切る前の段階・・・いや、ストーリーを考える前の段階に関する事にも関わらずです。



う~ん・・・すごい!



さすが『GNS』!




いや、まだ油断は出来ません・・・


ハイな時に思いついたアイディアが、冷静になって振り返ったらそうでもないのはよくある事・・・
(そう、徹夜で書いて翌朝読み返したラブレターのように・・・)


前も書きましたが、今回ネームが完成したら、原稿に起こしてどこかのコンテストに送ってみたいと思います!
(そう、地獄から這い出たコウモリのように・・・)



乞うご期待!!









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過去の背景美塾関連のレポート漫画一覧

>>日記まんが⑯『アシスタント背景美塾MAEDAX派に行こう!』(初級編)
>>ミニ日記77『MAEDAX背景美塾ふたたび』(初級編プラス)
>>日記ミニ77.5『2月はMAEDAX背景美塾に通おう!予告』
>>『MAEDAX背景美塾中級編の前にパーティー行かなあかんねん』(生チョコ作画ライブ)

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関連リンク

>>アシスタント背景美塾MAEDAX派Facebookページ
>>背景美塾/ネーム分室(ごとう隼平)


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>>漫画もくじ


>>ミニ日記漫画もくじ

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