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ペニーオークションで逮捕

 入札のたびに手数料が取られる「ペニーオークション」と呼ばれるインターネットオークションで手数料をだまし取ったとして、京都、大阪両府警は7日、詐欺の疑いで、大阪市中央区の会社役員鈴木隆介容疑者(30=不正指令電磁的記録保管罪などで起訴)を再逮捕、同市浪速区の会社員足立浩之容疑者(30)ら3人を逮捕した。ペニーオークションを使った詐欺の摘発は全国初とみられる。鈴木容疑者は容疑を否認、3人は認めている。

 ほかに逮捕されたのは、兵庫県西宮市の会社員金成貴容疑者(40)ら。4人はいずれも出会い系サイト運営グループの関連会社に勤務。両府警は鈴木容疑者が主犯格とみている。

 ペニーオークションは入札ごとに少額の手数料が必要。入札が多数回にわたることもあるが、落札できなくても手数料は返金されず、国民生活センターには苦情が寄せられていた。

 逮捕容疑はペニーオークションサイト「ワールドオークション」を開設し、事実上商品を落札することができない仕組みなのに、「激安価格で落札できる」などと表示して落札できるように装い、顧客の女性2人に6~7月、入札に必要な仮想通貨を購入させ、計6000円をだまし取った疑い。(共同)







ほしのあき“オークション詐欺”サクラ「知らなかったとはいえ軽率な行動だった」


入札のたびに手数料がかかるペニーオークションサイト「ワールドオークション」の手数料詐欺事件で、タレントのほしのあき(35)が落札していない商品を落札したかのようにブログに書き込んでいたことが12日、京都府警の捜査関係者や、ほしのの所属事務所への取材でわかった。ほしのは友人のタレント・松金ようこ(30)から頼まれ書き込んだという。松金サイドは本紙の取材に「ほしのさんに迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。

 ほしのは2010年12月のブログに、新品の空気清浄機を落札していないのに「1080円で落札した」と書き込み、「ワールド‐」を利用したと宣伝していた。京都府警は、ほかの複数のタレントもブログなどに書き込んでいた可能性もあるとみて調べている。

 情報を総合すると、ほしのは松金から書き込みを持ちかけられ、指示された文面を事務所を通さずブログに掲載したという。サイト運営者とは面識がなく、その後、ほしのが松金に教えた口座を通じて現金30万円を受け取った。今月7日、事務所に京都府警から電話で問い合わせがあり、本人に確認して事態が明らかになった。

 ほしのは「どんなサイトか分からずにやった。知らなかったとはいえ軽率な行動だった」と反省しており、きょうにも公式ブログでコメントする予定という。事務所関係者は「ブログは本人に任せているが、事務所としてもチェックが甘かったと反省している」とコメント。松金の所属事務所は「松金の軽率な行動から、ほしのさんに多大な迷惑をかけた。京都府警にも事情を説明した」と答えている。








$人は気にならないだろうけど私は気になる。






僕は割と自分の目で確かめないと納得いかない(理解出来ない)タチなので、ペニーオークションも流行りかけの頃、今回逮捕された「ワールドオークション」ではありませんが一度見に行ったことがあります。

「ペニーオークションなんて知らない」と言う賢明な方のために軽く説明します。
(これは僕が見に行ったサイトのケースで、細かいルールはそれぞれのサイトによって違います)
※この記事をアップした後色々調べて細部を加筆しました。



ネットの広告で『大型液晶テレビが40円で落札!』とか『ちょ!おま!3DSが5円で手に入ったワロタwww』みたいな文章をクリックすると、だいたいがペニーオークションです。

最初に無料で『コイン』と呼ばれるポイントを渡されて、この『コイン』を使うことによって数分単位で次々と更新されるオークションに参加出来るようになります。
一般的なネットオークションは落札希望者が競り合って価格がどんどん上がって行きますが、僕が見たペニーオークションは最初から価格が決まっています。
それも5円とか10円と言う冗談みたいな低価格がつけられていました。
一応入札(競り)はあるのですが、入札単位が1円単位と極めて小額の上数分でオークションが終了するため、落札価格も5円とか数十円とか冗談みたいな金額になると言うわけです。

これを多数の人間で入札し、1名だけ商品を落札(と言うか当選と言ったほうがいいかもしれませんね・・・)他の人の掛け金(コイン)は没収・・・と言うルールになっています。


オークションと言うよりはギャンブルそのものですね。

目の前で『液晶テレビ』『10万円の商品券』と言った高額商品が信じられない低価格で次々と色々な人に落札されていきます。
常に10程度のオークションが同時開催されており、期限はそれぞれ3~5分程度と短時間ですが、ひとつのオークションが終ってもすぐに次の新しいオークションが湯水のように始まります。欲しい商品を逃しても、数分後には同じ商品が流れてきます。

サイトには、落札者の喜びのコメントが顔写真付きでずらりと並んでいます。

自分はあと一歩の所で落札を逃すの繰り返しで、あっと言う間に無料コインは使い切り、すっかり射幸心が刺激されまくった所で、『はい、ここからは有料でこざいます』と言うわけです。
(コインの値段は覚えてませんが、1回50~100円ぐらいだったと思います)


僕は詐欺と確信したので、いや、最初から疑ってかかっていたので『無料ポイントだけで終らせる』と元々決めていましたが、あからさま過ぎて無料ポイントを使い切る前にやめました。

例えば10万円の商品が10円で出品・落札されていたとします。仮にコインが1回分50円だったとして、のべ2千人以上の入札者がいてやっとペイ出来る計算になります。それが数分ごとに繰り返されるわけです。まず、そんなに参加者が常にいることにリアリティを感じられませんでした。
(結局は『Bot』と呼ばれるプログラムだったわけですが、まさにオークション中は『出来の悪いビデオゲームと競ってるような無機質さ』でした)

数分単位で落札者が出て、しかもペニオクサイトは無数にあると言うことは、毎日もの凄い数の『落札成功者』が誕生して世の中に溢れ帰っていないとおかしい計算になります。ところが、知り合いにも、知り合いの知り合いでさえも、『落札した!』と言う話は一度も聞いたことが無いと言うのは不自然過ぎます。

『こんなのに引っかかる奴いんのかな?』と思っていましたが、多数の芸能人がブログ等で不自然に紹介しているのを見て『コレいつか問題になるぞ』と危惧していました。
今回のほしのさん、松金さんの件がその始まりなのでしょうか?それとももみ消されてしまうのでしょうか?
最近やけに一方的な正義をふりかざしている某夫人も当事者ですが、どう言い訳するのか見物です。











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