別子銅山 | 青の森

別子銅山

先月、大好きなミュージシャンのライヴで

愛媛県新居浜に行く機会がありました。


初めての新居浜。

何か面白いとこないかなぁて思てたら、

別子銅山という所を発見。


以前、東洋のマチュピチュとしてテレビで

やってたのを思い出して、それが別子銅山とは

思てなかったから、嬉しい偶然。

なんかそーいう場所好きなんで。


小雨が降る中、車一台分しかない

山道を走り到着。



青の森

なんかね。霧がいっぱい出て来て

ワクワクしてきた目


ここは、東平(とうなる)と言って別子銅山の

採掘本部が置かれていた所。

昭和43年までは山中に町があった。

最盛期には銅山関係者とその家族が、

約3,800人も住んでいたらしい。

一つの町が山の中腹に突然あってんや…

ほんまに山の中に。

んで、今は無人の地。

なんかすごいね。


社宅も段々畑みたいなとこに立ち並んでた。

学校や、病院、娯楽施設とかもあったとのこと。

今は、発電所や変電所小屋、貯鉱庫とかの一部が

保存されている。


青の森


青の森



青の森

(↑コレ貯鉱庫。 城みたいえっ


ここで、生活してたんやぁって想像したら、

なんか心揺さぶられた…。

なんでやろ、不思議な感覚。


栄華と荒廃の切ない気持ちかなぁ。

や、ちょっとちゃうなぁ。



入り口には歴史博物館もあった。

今までに行ったことのある博物館は、

流し見するだけで、特に興味はなかったけど、

ここは当時の写真が沢山飾ってて、

その一つ一つが興味深かった。

おもしろかったぁ。


その昔、銅山として開拓され、

今は誰もいない。

笑顔も怒りも涙もいっぱいあったのに。


その町が少しずつ、山に還って行ってる…。



山奥には、保存されている建物ではなく、

跡地ばっかりやけど、まだ色々あったみたい。


時間が無かったからそこまでは

行けんかったけど、また行きたいなぁ。

名残惜しい…


で、

行き道になんとも魅力的な吊橋があったから、

帰りにちょいと寄り道。

旅は、寄り道が楽しいね~。

特に予定を決めんと行くのが好き。

触覚が反応したらどんどん行く。

勿論、ハズレもいっぱいあるけどね。

それも一興。



青の森

(↑おっ、初登場)


青の森

このねぇ、奥の民家、んでまたその奥が

なんかええねん。

おぉ、表現力が乏しい…


なんかね、ええねん。

解って。


ん~

愛媛県おもしろいやん!

好きになったわんわん