松田まなぶ 新しい太陽-その8-議員研修会 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 次世代の党議員研修会が7月9日から10日にかけて都内で開催され、22名の同会派国会議員のほとんどが参集しました。「会派」と書いたのは、ちょうどこの日に国会で会派としての登録が済み、党としての正式な設立はもう少し先になりますが、国会では次世の党として正式な活動が開始されることになったからです。「研修会」といっても、実際には、党の綱領や基本政策、規約、当面の活動方針などを議論する場でした。最初に全員で君が代を斉唱

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「君が代斉唱」

 着席は石原慎太郎、平沼赳夫両先生を中心とする会議のスタイルで、最も時間をかけた議題は綱領と基本政策でした。これらはすでに、ガバナンス委員会で私も原案策定に関わっていましたが、この日に追加的に意見として私が発言したのは、次の2点でした。

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「石原慎太郎、平沼赳夫両先生」

 第一に、すでに地元では「次世代の党」を掲げて街頭演説活動を行っていますが、街の中で演説する私に向かって、かわいらしく手を振る何人かの幼児を乗せた保育園のベビーカーが通りかかった際に、思わず、「このかわいい子供たちのために」という言葉に力が入り、それが通りがかりの人々へのアピール力を持つことを実感したということです。
 「次世代」と銘打つ以上、この際、まさに次の世代の子どもや孫たちのための政党なのだということを、綱領のみならず、広報や選挙の戦略としても徹底的に演出し、アピールすべきである。誰もが自分の子どもや孫たちがかわいい、その気持ちに訴えるということです。それは単なるPRということにとどまるものではなく、およそ次世代の立場に立って政策を考えることこそが、日本が先送りしてきた国家の本質的諸課題への根本解決になるという意味でも、政策体系全体にとって重要な意味合いと、有権者にとってのある種の新鮮さを持つものだと思います。

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 これに対しては、石原慎太郎先生から直ちに、次のようなご発言がありました。いま松田が言ったことについていえば、やはり、具体的なところにきちんと焦点を当てるべきだ。例えば、いまの若いティーンエイジャーの世代は誠に気の毒だ。彼らを助けてあげなければならない。かつては日本には地域に助け合いというものがあった。隣組などがそうだ。そういうものをもう一度つくっていく。米国では茶会党(ティーパーティー)という国民運動があるが、日本では、そのような意味での国民運動を展開してはどうか、と。まったくその通りだと思います。

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 もう一つ、私が綱領などに関して発言したのは、わが党として最初に前面に掲げるべきなのは、石原慎太郎先生がおっしゃる「世界文明の大転換期」といった大局的な位置づけであり、その中で、これからの地球文明の新たなる生成に向けて日本型のソリューションは世界が求めるものになる、だからこそ、日本は日本らしい本物の日本になるという視点が大事なのではないか、ということでした。これは私が近日に上梓する新著「国力倍増論」でも打ち出している「日本新秩序」という考え方を意識した発言でした。

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 いずれにしても、こうした国家の基本論を大所高所から世代を超えて、ベテラン新人を問わずに、自由に伸び伸びと議論できる次世代の党は、志の高い政治家にとっては誠に居心地の良い政党だと実感します。

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 この会議では、9月に予定している結党大会の概要(いろいろな企画が盛り込まれた参加型のイベントになります)、地方組織のあり方、党としてのセミナーの開催、事務所の場所、今後の日程など、様々なことが議論、合意されました。

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「平沼赳夫・暫定党首」

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「山田宏・暫定幹事長」

 ちなみに、この場で決まった党名の英訳は、The Party for Future Generations(PFG)です。党首は7月末に国会議員による選挙で決定、8月1日に党が発足する予定です。いよいよです。