Q 今日は未受精卵を使った治療がリプロではどのくらい頻繁に行われているのか、また成功率など肌感覚で知りたく質問させていただきます。
①リプロ東京/大阪で実際に卵子凍結を行った方は年間何人ほどいらっしゃいますか。
②凍結していた未受精卵を融解移植し心拍確認までできた方は年間何人ほどいらっしゃいますか。
③仮に30代に凍結しておいた未受精卵を使って40代で妊娠した場合でも、流産率などは妊娠時の40代の確率で起こるのでしょうか。他の医院のブログやウェブサイトを見ていると「40代では流産率も高くなるため…」とあくまでも妊娠時の年齢がポイントとなるような記載なので疑問に思いました。
A
①リプロ東京+大阪で卵子凍結は、これまで合計1000周期以上行なっています。
②リプロ東京+大阪で卵子融解+顕微授精は、これまで合計50周期以上実施しており、40名以上のお子さんが誕生しています。
③生まれた時に作られた卵子は、卵巣の中で老化の一途を辿りますが、排卵または採卵で卵子の老化現象は停止します。つまり、ひとたび採卵して凍結してしまえば、時間は止まります。採卵時の年齢が最も重要で、移植時の年齢は妊娠率、流産率、奇形率とは無関係です。ただし、移植時の年齢が高くなるほど、妊娠や出産に伴う合併症(妊娠高血圧、妊娠糖尿病など)のリスクが増加します。
なお、このQ&Aは、約2〜3週間前の質問にお答えしております。