最近読んでよかった本を簡単に紹介します。
なお、紹介の順番は五十音順にしています。
私のブログでは月2回本の紹介をしています。
何故本を紹介しているかについては、2016.9.29「「最近読んでよかった本」の新たな効能?「ニュートラルな気持ち」へ!」をご覧ください。
「羅針盤の殺意」知念実希人
春先にだけ肝炎を発症する少年、毛が七色に染められる野良猫、密室で倒れた恩師、3編を鷹央が解き明かす。最後の章では、鷹央と同じ特性を持つ医師で学生時代の鷹央の恩師、御子神氷魚(みこがみひお)が登場する。鷹央が唯一「先生」と呼ぶ氷魚は、不治の病に冒されており不可解な死を遂げる。謎めいた遺言の真意を探るため、鷹央は捜査を開始する。
「絶対零度のテロル」知念実希人
九月の熱帯夜に「小鳥遊優」と「鴻ノ池舞」が当直を務める救急外来に搬送されてきた身元不明の男性。その死因は「凍死」だった。摩訶不思議な状況を前に司法解剖の必要性を説く医師だが、刑事は解剖を拒否、捜査機関の協力が得られない中「天久鷹央」は独力で遺体の正体に迫る。次第に連続爆破事件との繋がりが明らかにされ、カルト集団との根比べとなる。鷹央、小鳥遊、鴻ノ池は、果たして日本を救えるのか!?ハラハラドキドキの展開に目が離せません。アニメ化も決定し、波にのる知念さんと鷹央にご期待ください。
天久鷹央シリーズは下記です。
⓪「スフィアの死天使」:2015.10.1「最近読んでよかった本 その10」でご紹介
①「天久鷹央の推理カルテ」:2015.2.1「最近読んでよかった本 その5」でご紹介
②「ファントムの病棟」:
③「密室のパラノイア」:2016.6.4「最近読んでよかった本 その14」でご紹介
④「悲恋のシンドローム」:
⑤「幻影の手術室」:2016.10.4「最近読んでよかった本 その18」でご紹介
⑥「神秘のセラピスト」:2017.12.20「最近読んで良かった本 その36」でご紹介
⑦「蘇る殺人者」:2017.11.23「最近読んで良かった本 その35」でご紹介
⑧「火焔の凶器」:2018.10.6「最近読んでよかった本 その54」でご紹介
⑨「神話の密室」:2021.1.22「最近読んでよかった本 その109」でご紹介
⑩「魔弾の射手」:2019.10.22「最近読んでよかった本 その79」でご紹介
11「久遠の檻」:2022.1.22「最近読んでよかった本 その133」でご紹介
12「羅針盤の殺意」今回ご紹介
13「生命の略奪者」:2022.12.6「最近読んでよかった本 154」でご紹介
14「吸血鬼の原罪」:2023.12.6「最近読んでよかった本 178」でご紹介
15「絶対零度のテロル」今回ご紹介
「正義の天秤」大門剛明