嬉しい報告:Q&A1767質問回答待ちの間にリプロで妊娠 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

2018.3.17「Q&A1767 上皮内がん術後、子宮内膜症、第2子希望」で質問させていただいた者です。

 

質問後やはり行き詰まり、生理がきて、またクロミッドを貰いに伺わないといけないのに行けませんでした。でも、いざ排卵日が近付くと何かやらなきゃ!とゆう思いに駆られ結局卵胞チェックで受診しました。今まで通り人工授精を続けることを勧められましたがそれで妊娠できる気がせず、第一子はすぐに自然妊娠し、出産後間もないことから省いていた卵管造影を受けたいと希望しました。何か解決の糸口になればとすがるような気持ちでした。先生も是非やりましょう!明日!と言ってくださり早速受けました。長年、子宮内膜症を患っていたせいか両側軽度狭窄・造影にて通過性良好となりました。自分に卵管因子があるなんて本当に驚き、受けてよかったと思えました。その周期はトリガーも自然を待ちたいと希望しタイミング療法でした。ディファストンは飲んでと先生からの助言で内服しました。何とその周期に妊娠し、現在5ヶ月です。排卵誘発剤を使わずでしたがその周期の卵がたまたまホルモン値がよかったのです。ビックリです。私自身のこだわりをくんでもらい、治療を一瞬ですがお休みして気持ち的にも安定していたり、全てが良い方向に作用してくれた結果だと思いました。

 

奇跡の1周期は本当にいつ来るか分かりませんね。ちなみに前回は伏せましがリプロダクションクリニック大阪です。松林先生を指名したかったのですが上の子を預けているため長時間クリニックにいることができず、その日の先生に毎回みていただいてましたが、どの先生も目を見て頷いて話を聞いてくれ、優しく対応してくださいました。疑問を消化しながら進むことは不妊治療において大切ですし、よきパートナーとなってくれる先生との出会いも治療を続けていく上で大事なことだと思いました。この度は本当にありがとうございました。元気な赤ちゃんを産んで、また報告できるように頑張ります!先生もお忙しいと思いますがどうかご自愛くださいませ。

 

コメント:今回は、まさにニュートラルな気持ちになれたのだと思います。なお、当院は「治療のスピード感」と「フレキシビリティー」を重視していますので、多くの方のニーズにお応えできるかと思います。