最近読んで良かった本 その36 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。


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最近読んでよかった3冊を簡単に紹介します。

なお、紹介の順番は五十音順にしています。

 

「天久鷹央の推理カルテV 神秘のセラピスト」知念実希人

3編の短編が収録されている本書。知念実希人さんの実力が遺憾無く発揮されています。知念さんは、実際に存在する疾患が犯罪や事件の隠れ蓑になることを示してくれます。医療小説の醍醐味でもある「真実性」を追求した作品を次々と繰り出すバイタリティに脱帽です。

 

 

「嘘をもうひとつだけ」東野圭吾

短編が5編、一見事故のようだが、、、加賀恭一郎の推理が犯人を追い詰める。日常生活の中で、こんなに簡単に殺人事件になるネタが世の中にあることを思い知らされます。

 

 

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」二宮敦人

医学部時代の同級生3人が三者三様に医師として働く武蔵野七十字病院。最後まで諦めない外科医「福原雅和」、あっさり望みを断ち切る皮膚科医「桐子修司」、何事にも温厚な内科医「音山晴夫」。福原は父の経営する病院の跡取りであり、副院長でもある。対照的な二人、福原と桐子は病院内の至る所で対立する。病院では助かる患者さんも助からない患者さんもいるわけで、当然亡くなっていく患者さんも日常的に目の当たりにする。本書に取り上げられた3人の患者さんの死をそれぞれの医師の目線で見ると違って見えてきます。「患者さんの幸せとは?」「良医とは?」「名医とは?」医師として深く考えさせられる作品でもあり、医師以外の方にも医師の苦悩を知ってもらうことができる感動的な作品です。

 

 

 

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