Q 33歳、第2子希望
1人目は結婚してすぐに自然で授かりました。1歳を過ぎた頃から2人目をタイミングで希望していましたが、早く授かりたかったので、産婦人科へ不妊で通い始めました。内膜が厚くならず、卵もなかなか大きくならなかったりで、HCGやHMGを注射したり、セキソビットを服用し、排卵後はプレマリンを服用したりしていました。卵管造影検査の結果では、右側の卵管が途中で止まっている可能性があるとでました。一年病院でお世話になりましたが、一度も妊娠できず、内膜もエストラーナテープをやってもらったりしましたが、最高7ミリでそれも持続ができませんでした。先月から転院し、体外受精が出来る病院へ通っています。そこの先生は、前の治療を見て、アクセルとブレーキを常に踏んでいるような治療法だったから、少し休ませる意味も兼ね、今週期は自然にタイミングでと言われ、AMH検査をしました。結果は1.2しかなく、年齢よりも大分少ない結果でした。今度体外受精の説明を受けることになりましたが、我が家では何回も体外受精は経済的にも出来ないと思っています。こんな状況の場合、先生はどんな治療をお考えかお聞かせいただけませんでしょうか。
A AMH 1.2でしたら体外受精がお勧めです。回数が限られるのでしたら、一度はぜひ刺激周期での採卵をお勧めいたします。卵巣機能が低下していると刺激は意味がないとおっしゃる先生もおられますが、33歳でAMH 1.2でしたら、きちんと刺激すれば5〜10個採卵できる可能性があります。その方が時間的にも経済的にも有用だと思います。また、子宮内膜は7.0mmあれば大丈夫です。タイミングあるいは人工授精での妊娠を目指す場合には、FT(卵管鏡下卵管形成術)をお勧めします。