妊娠成立に必要な知識:プロローグ | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ
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松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

下記のようなメールをいただきました。確かに、男性にとって妊娠に関する正しい知識は乏しいかもしれません。そこで「妊娠成立に必要な知識」と題して、基本的なことを4回にわたって解説したいと思います。

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私はタイミングから体外受精までの治療を5年ほどして、移植は15回以上で、流産を繰り返し、限界を感じ始めて諦めかけていた39歳で自然妊娠、出産しました。今、41歳になり第2子を望んでしまいますが、自然でタイミングのみ試していこうと思っています。


ただ、元々主人は妊娠の仕組みやタイミングの重要性を理解しきれていなくて、妊娠は確かに神秘で未知のものではありますが、原理というものがあり、的を外れると成立しないことを理解しきっていない感じがしています。もちろん何度か私から説明もしましたが、お勉強のようになってしまい苦手意識もあるように思います。


主人の知り合いなどもいわゆる安全日といわれている時だったのに妊娠した人がいたり、私たちがそうだったように、何も考えずにという方が良いのだという思いが益々強くなったように思えます。まさにニュートラルな気持ちなのですが、やはり今41歳になっての1ヶ月の重要性を大切にしたい女性側の気持ちも理解できていない様で、いつでも妊娠できると思っていそうです。
 

男性の先生からタイミングが合うことへの重要性や妊娠成立の仕組みの解説を踏まえた説明をブログに書いていただければ読んでもらえるのにと思い、メッセージ送らせていただきました。
 

専門用語も多くなり、胚盤胞にならなければ、卵管を通ればければ、受精のタイミングがあわなければ、それぞれの寿命、まだまだ関門がたくさんあること、そこにはタイミングの重要性、自然に任せてといってもその場合は仕組みをわかっていなければ、最低でも3日に1回のタイミングをとらないといけないくらいであることなど分かりやすく、男性の気持ちに焦りを感じさせないように同じ男性の専門医からの言葉として説明をいただけないでしょうか。


短くすれば大切なところが伝わらない、長くなれば難しくくなり、ここまで話して理解してもらいたいけど聞いてもらえないなど困っている方もいらっしゃると思います。段階ごとに2〜3回に分けても良いのかとも思います。是非よろしくお願いします。