Q&A912 着床の窓の疑問 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。


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Q 2014.8.7「☆☆着床の窓はいつ開く?」の記事では、day 6か7にずらして胚盤胞を移植すると記載があると思いますが、day4に移植するのはどうなのでしょうか。ある病院では移植日を遅らせる、別の病院では1日早めると言われたので混乱しております。ちなみにERA検査は実施していない病院です。

A 2014.8.7「☆☆着床の窓はいつ開く?」の記事では、ドナー卵子による胚移植不成功(1~6回)の方17名にERAテストを行い、それぞれの着床の窓が開いている時期に合わせた胚移植を行っています。この17名のうち胚盤胞移植が丁度適切な時期は4.5日目と5.5日目が1名ずつ(5.8%)、6日目が3名(17.6%)、7日目が12名(70.6%)でした。しかし、問題は、ERAテスト通りに移植しても、およそ3割妊娠しない方がおられるのも事実であり、確定的な検査ではありません。

当院では(様々な理由から)ERAテストを導入していませんが、実際に移植時期をズラして妊娠成立した方をみると、day4、day4.5、day5.5、day6、day6.5、day7、どのパターンもあります。どちらにズレているかは、実際にやってみなければわかりません。

2014.12.21「☆ERAテストについて」の記事を参照してください。

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