こんにちは。まとめシート著者の野網です。

 

今回は経済学について解説します。

 

経済学は例年と同様、前半第9問までがマクロ経済、後半第10問以降がミクロ経済でした。
マクロ経済は、例年通り最初の2問に時事系問題がありました。
第3問の国民経済計算を除いては、「知るか!」というような目新しい問題は出題されず、しっかりと過去問などを使って勉強されてきた方なら対応できる問題が多かったと思います。

次に後半のミクロ経済についてです。
ミクロ経済も第11問の特殊な形の供給曲線や第14問の労働と生産水準の関係、第15問の算出と費用の関係の図などは、見ると一瞬びっくりするかもしれませんが、落ち着いて持っている知識を活用して対応すれば、十分対応できたかと思います。
第20問などは「知るか!」と言ってスルーしてもいい問題です。
全体としてはミクロ経済もそれほど大きな波乱はなく、これまでしっかり勉強してきた方であれば、問題なく対応できる問題だったのではないでしょうか。


全体の難易度としては、対応しやすい問題が多くあったため、易しかったと考えます。
しっかり理解を重視した勉強をしていれば、高得点も狙えたのではと思います。

 

それでは、これから早速今年の問題の過去問解説を始めたいと思います。

 

R1 経済学 第16問
短期の完全競争市場における、価格と最適生産の関係を考える。下図には、限界費用曲線MC、平均費用曲線AC、平均可変費用曲線AVCが描かれている。
この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア 価格がP1とP2の間に与えられると、固定費用はすべて損失になる。
イ 価格がP1より低い場合、操業を停止することで損失を固定費用のみに抑え
ることができる。
ウ 価格がP2より高い場合、総費用が総収入を上回る。
エ 平均固定費用は、生産量の増加に応じて上昇する。

 

R1年度試験の経済学の解説の初回は費用関数です。

この問題はかなり易い問題ですので、絶対に得点したいです。


それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、「固定費用はすべて損失になる」とありますが、そうなるのは価格がP1よりも低い場合です。価格がP1とP2の間は、赤字にはなるものの、固定費用は回収できている状態です。

選択肢イは、その通りで〇です。

念のため残りの選択肢も見ていきましょう。

選択肢ウは、「総費用が総収入を上回る」とありますが、逆で、総収入が総費用を上回ります。

選択肢エは、生産量が増えても変わらない費用が固定費用ですから×です。

以上から正解は選択肢イとなります。

 

 

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