今回は、財務・会計から、第10問の経営分析(生産性)ついて解説します。

 

H30 財務・会計 第10問

以下の資料は、20X1年の実績と20X2年の予算の抜粋である。20X2年における財務比率の変化に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【資 料】

 

〔解答群〕
ア 付加価値率は上昇する。
イ 労働生産性は低下する。
ウ 労働装備率は上昇する。
エ 労働分配率は低下する。

 

生産性に関する指標とその求め方が問われている問題です。

生産性に関する指標とその求め方については、まとめシートにも書きましたが、下記の通りです。

 

 

こちらを踏まえ各指標を求めていきます。

 

付加価値率=付加価値額/売上高

20X1年:250/1250 →20X2年:250/1500 より低下

 

労働生産性=付加価値額/従業員数

20X1年:250/40 →20X2年:250/38 より上昇

 

労働(資本)装備率=有形固定資産/従業員数

20X1年:300/40 →20X2年:360/38 より上昇

 

労働分配率=人件費/付加価値

20X1年:150/250 →20X2年:160/250 より上昇

 

これらと問題の解答群を比較すると、正解は選択肢ウとなります。

 

今回の問題のように、具体的な数値ではなく、上昇か低下かだけがわかればいい問題の場合、1つ1つ数値を計算するのでなく、分数の段階で止めておき、上昇か低下を判断すると計算のための時間を短縮することができます。

 

 

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