今回は物価指数の問題を解説します。

この問題はラスパイレス方式とパーシェ方式の物価指数を求める式を知っているかどうかが問われています。

式を知っていれば簡単に解けるわかりやすい問題ですので、もし式を知らなかった場合はこの問題を通じてそれぞれの指数の求め方を覚えてしまいましょう。

 

H30 経済学 第4問

経済を時系列で捉えるときには、名目値と実績値の区別が大切である。これらの関係を理解するために、次のような設例を考える。この設例では、商品Aと商品Bの2つがあり、それぞれの価格と生産量は下表のようになる。基準年を2015年とするとき、この設例に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

 

[解答群]
ア 2017年の実質GDPは、1,980円である。
イ 2017年の物価指数(パーシェ型)は、100になる。
ウ 2017年の物価指数(ラスパイレス型)は、100になる。
エ 2017年の名目GDPは、2,000円である。

 

まずは、ラスパイレス方式とパーシェ方式の物価指数をそれぞれ求めましょう。

それぞれの指数を求める式は下の通りです。

 

 

ちなみに2018年度版のまとめシートでは覚え方を「ラ→パ」とご紹介していましたが、さらに覚えやすくするために2019年度版のまとめシートでは覚え方を「ラッパは数を合わせる」とする予定です。

 

さて、この式に問題の数値を当てはめますと、以下の通りとなります。

 

ラスパイレス方式

(110×10+90×10)÷(100×10+100×10)×100=100

 

パーシェ方式

(110×9+90×11)÷(100×9+100×11)×100=99

 

この結果と選択肢ア~エの説明を照らし合わせてみると、ラスパイレス型の物価指数が100、としている選択肢ウが正解であることがわかります。

 

 

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