今日は運営管理のH24年第4問について解説します。

 

H24 運営管理 第4問
信頼性設計におけるフェイルセーフに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 機械加工中の刃の摩耗が限度を超えると、自動的に機械が停止するようにする。
イ ネジの取り付け本数をセンサーで検出し、作業者の取り付けた本数が不足している場合に警報が鳴るようにする。
ウ 部品の形状を非対称にしておき、反対向きに取り付け作業ができないようにする。
エ モーターの回転部分に保護カバーを取り付け、触れることができないようにする。

 

信頼性設計に関する問題です。

まとめシートでも解説しましたが、フェイルセーフとは、例えばストーブが倒れると自動的に停止する設計になっていたり、電車の遮断機は電源がなくなると自重で下りてくるといったように、故障や操作ミス、不具合があったときに機器を安全側に動作させることです。

 

これを踏まえて、各選択肢を見ていくと、機械加工中の刃の摩耗が限度を超えるという不具合があったときに自動的に機会を停止させる選択肢アが正解ということがわかります。

 

今回は言葉の意味を問う問題でしたので、ピンポイントで正解を選ぶことができました。

 

以上から、正解は選択肢アです。

 

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今日は財務会計のH24第12問について解説します。

 

H24 財務・会計 第12問
当期の資金繰り表の記載項目a〜fのうち、経常外収支の項目として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 受取手形の期日入金
b 現金売上
c 支払手形の期日決済
d 設備投資
e 手形割引
f 未払金の支払
[解答群]
ア aとb イ bとc ウ dとe エ eとf

収入・支出のうちどれが経常収支で、どれが経常外収支の項目かが問われています。

経常収支は通常の営業活動に関連したもので、経常外収支は借入金の借入や返済、固定資産の取得や売却などの通常の営業活動に関連した取引以外の取引のことです。

それを踏まえてそれぞれの項目を見ていきましょう。

 

aの受取手形の期日入金は、通常の営業活動に関連したものですので経常収支の項目です。


bの現金売上も、通常の営業活動に関連したものですので経常収支の項目です。


cの支払手形の期日決済も、通常の営業活動に関連したものですので経常収支の項目です。


dの設備投資は、資産の取得にあたるため経常外収支の項目です。


eの手形割引は、利息に相当するものですので経常外収支の項目です。
 

f 未払金の支払は、

通常の営業活動に関連したものですので経常収支の項目です。

 

以上から、正解は選択肢ウです。

 

 

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今日は企業経営理論H28第7問について解説します。

 

H28 企業経営理論 第7問
業界での競争地位によって、企業はリーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーに分類できる。そのなかで、チャレンジャーとニッチャーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア チャレンジャーは、業界で生き残ることを目標に、購買の動機として価格を重視するセグメントをターゲットにし、徹底的なコストダウンを行い、代替品を低価格で提供していく戦略を採る。
イ チャレンジャーは、市場全体をターゲットとするフル・カバレッジにより、リーダーの製品を模倣していく戦略を採る。
ウ チャレンジャーは、リーダーに対する価格・製品・プレイス・プロモーションという4P の差別化よりも、ドメインの差別化を行う。
エ ニッチャーは、狭いターゲットに対して、業界の価格競争には巻き込まれないように閉鎖型の販売チャネルを採用して、媒体を絞り込んだプロモーションを展開する。
オ ニッチャーは、自社が属する業界のライフサイクルの導入期に活動が活発になり、他社の行動を追随する同質化を推進し、市場全体の規模を広げる役割を担っている。

 

コトラーの競争地位別戦略に関する問題です。
それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アの説明はチャレンジャーではなくフォロワーについての説明です。よって、この選択肢は×です。

選択肢イのフル・カバレッジ戦略は、チャレンジャーではなく、リーダーが取る戦略です。よって、この選択肢は×です。


選択肢ウの、チャレンジャーは、ドメインというよりは、価格・製品・プレイス・プロモーションという4Pで差別化を行います。

よって、この選択肢は×です。

選択肢エはその通りで○です。
ニッチャーは、絞られた特定の市場において利潤、名声、イメージを高めることを目標としています。

選択肢オの説明は、ニッチャーではなくリーダー企業の説明です。リーダー企業は、豊富な経営資源を活かし、ライバル企業が発売した製品と同様の製品を販売する同質化政策を行います。ちなみに、まとめシートも発売の翌年にリーダー企業T社から同質化戦略を取られ、T社がなぜか7科目を2冊に分けた、図解多めの本を出版していました。


以上から正解は選択肢エとなります。

 

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まとめシート著者の野網です。

 

昨日より、まとめシート2019年度版(前編)を発売開始しました。

書籍はAmazonにて販売中ですので、購入される方はぜひこちらからよろしくお願いいたします。

 

また、本の内容はまとめシートHPの書籍紹介ページでご紹介しておりますので、「まずはどんなのか知ってから買いたい」という方はそれぞれのページをご覧いただければと思います。

 

そして、嬉しいことにまとめシートが発売当日からベストセラー1位を獲得しました。

ご購入いただいた皆様に感謝です。

 

 

もし、気に入っていただけましたら、Amazonのレビューを書いていただけますととてもとても助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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本日より、まとめシート2019年度版(前編)を発売開始しました。

書籍はAmazonにて既に販売中ですので、購入される方はぜひこちらからよろしくお願いします。

 

 

 

今回の2020年度版のまとめシートは、昨年度の合格者を中心とした、多くの方にサポートいただき出版することができました。

今年はチェック体制の見直しからスタートし、校正チームによる校正や、新しい校閲・校正ツールの導入など、より完成度の高い書籍を目指して、改定を行ってきました。

特に、校正チームの8名の方々には、何度も隅から隅までチェックしていただき、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 

新しいまとめシートをどうぞよろしくお願いします!

 

 

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まとめシート著者の野網です。

 

いよいよ明日、11月8日より、まとめシート2020年度版(前編)を発売します。

 

 

販売開始は11月8日の日付が変わり次第ですので、実質、今晩からとなります。

まとめシート2020年度版からは、書店でも販売できるよう現在準備中ですが、まずはAmazonで先行発売いたします。

書店での販売は11月中旬からとなりますので、早く欲しい!という方はぜひAmazonにてご購入下さい。

 

11月8日午前0時以降、まとめシートHPのリンクからか、Amazonで「中小企業診断士 まとめシート」と検索すると新しいまとめシートを購入することができます。

 

そして、もし気に入っていただければ、Amazonのレビューコメントを書いていただけると幸いです。

 

新しいまとめシートもぜひよろしくお願いいたします。

 

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今回は経営情報システムのH30年第16問の開発管理に関する問題について解説します。

 

H30 情報 第16問

CMMI(Capability Maturity Model Integration)を使って、ソフトウェア開発組織の成熟度を5段階のレベルで表現し、開発プロセスの改善に役立てることができる。CMMIに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア CMMIで、各プロセスの特性が明確化されるとともに標準化が進み、「定義された」状態になるのは第3レベルである。
イ CMMIの第2レベルは、各プロセスがいまだアドホックかつ場当たり的で「不完全な」状態として認識される。
ウ CMMIはISOが定めた国際規格で、要求事項に合致したシステムを構築すると、各レベルに応じた認証を取得することができる。
エ CMMIは、システム・ライフサイクル全体を構想、開発、運用、保守、廃棄のプロセスに分類し、それぞれのレベルを評価するモデルである。

 

CMMIとは、まとめシートでも解説していますが、ソフトウェア開発を中心としたプロセスの成熟度を評価するための指標のことで、システム開発を行う企業がプロセスの改善を行うためのガイドラインです。

CMMIでは、組織の製品、サービスの開発、調達能力などを「レベル1:初期」、「レベル2:管理された」、「レベル3:定義された」、「レベル4:定量的に管理された」、「レベル5:最適化している」の5段階のレベルで評価します。

 

それでは、これを踏まえて各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、その通りで、「定義された」状態になるのは第3レベルです。

 

念のため残りの選択肢についても見ていきましょう。

選択肢イについて、第2レベルは「管理された」であり、「不完全な」状態ではありませんので、この選択肢は×となります。

選択肢ウは、「認証を取得することができる」とありますが、CMMIは指標であり、認証を与えるようなものではありません。よってこの選択肢は×となります。

選択肢エについては、CMMIはソフトウェア開発を中心としたプロセスの成熟度を評価するための指標のことですので、この選択肢は×となります。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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今日は経済学のH29第17問について解説します。

 

H29 経済学 第17問
日本は諸外国に比べて労働時間が長いため、休日の過ごし方が重要である。ある共働きの夫婦について休日の過ごし方を考える。夫の趣味は水泳であり、妻の趣味はジョギングである。2人とも自分の好きなことに付き合って欲しいので、基本的には、別々の行動はとりたくない。下表の利得マトリックスは、夫婦の戦略(水泳とジョギング)とそれにより得られる利得を示したものである。カッコ内の左側が夫の利得、右側が妻の利得である。
このゲームに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a このゲームには、支配戦略がある。
b 夫と妻がともに水泳をするとき、夫と妻のどちらかが戦略を変えると、戦略を変えた方の利得が下がるので、(水泳,水泳)はナッシュ均衡である。
c 夫と妻がそれぞれ自分の趣味を選ぶとき、夫と妻のどちらかが戦略を変えると、戦略を変えた方の利得が下がるので、(水泳,ジョギング)はナッシュ均衡である。
d 夫の戦略としては、妻がジョギングがよいといえばジョギングに行くのがよく、また、水泳がよいといえば水泳に行くのがよい。
[解答群]
ア aとb
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

ゲーム理論に関する問題です。
それでは早速記述を見ていきましょう。

 

記述aの支配戦略があるかどうかについて確認します。

妻が夫の戦略に応じて、戦略を決めるとすると、夫が水泳を選ぶと、妻が水泳を選んだ場合の利得は15、ジョギングを選んだ場合の利得は12になりますので、妻は水泳を選びます。

夫がジョギングを選ぶと、妻が水泳を選んだ場合の利得は2、ジョギングを選んだ場合の利得は30になりますので、妻はジョギングを選びます。

逆に夫が妻の戦略に応じて戦略を決めるとすると、妻が水泳を選ぶと、夫が水泳を選んだ場合の利得は30、ジョギングを選んだ場合の利得は2になりますので、夫は水泳を選びます。

妻がジョギングを選ぶと、夫が水泳を選んだ場合の利得は10、ジョギングを選んだ場合の利得は15になりますので、夫はジョギングを選びます。

以上から、相手がどんな戦略を取っても常に1つの最適解が決まる、支配戦略ではありません。よって、記述aは×です。

 

記述bは、その通りで(水泳、水泳)はナッシュ均衡です。

 

記述cについて、(水泳,ジョギング)の場合、夫が水泳からジョギングに戦略を変えると利得が10から15に上がり、逆に、妻がジョギングから水泳に戦略を変えると利得が12から15に上がります。そのため、(水泳,ジョギング)はナッシュ均衡ではありません。

よって、記述cは×です。

 

記述dは、その通りで、記述aのときに検討した通り、夫は、妻がジョギングがよいといえばジョギングに行くのがよく、また、水泳がよいといえば水泳に行くのがより利得が高くなります。


以上から正解は、記述bとdが○の選択肢エとなります。

 

 

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今日は運営管理のH29年第35問について解説します。

 

H29 運営管理 第35問
国内の輸送手段に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 鉄道輸送では、パレットを利用することができず、一貫パレチゼーションを阻害する。
イ 鉄道輸送は、常温での輸送であり、冷蔵・冷凍など温度管理が必要な荷物を輸送できない。
ウ トラック輸送からのモーダルシフトとは、貨物輸送を鉄道や内航海運などへ転換し、トラックと連携して複合一貫輸送を推進することである。
エ トラック輸送からのモーダルシフトは、単独荷主の貸切便で行われ、複数荷主の混載便では行われない

 

物流用語に関する問題です。

それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

 

選択肢アについては、鉄道輸送でもパレットは利用することができますので、この選択肢は×です。

 

選択肢イについては、鉄道輸送でも温度管理は可能ですので、この選択肢は×です。

 

選択肢ウはその通りで特に問題ありません。

 

選択肢エについては、貸切便だけでなく、混載便も可能ですので、この選択肢は×です。

 

以上から、正解は選択肢ウです。

 

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今日は財務会計のH29第11問について解説します。

 

H29 財務・会計 第11問
次の資料に基づき計算された財務比率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]
ア インタレスト・カバレッジ・レシオは 5.5 倍である。
イ 固定長期適合率は 80 %である。
ウ 自己資本利益率は 11.3 %である。
エ 総資本営業利益率は 27.5 %である。


経営分析の問題で、それぞれの指標を計算して○×を確認する必要があります。

 

選択肢アのインタレスト・カバレッジ・レシオは、以下の式で求められます。

インタレスト・カバレッジ・レシオ=事業利益÷金融費用

計算すると、

22,000÷4000=5.5倍

となり、この選択肢は正しいと判断できます。

 

制限時間がある中で問題を解いている場合は、このように1発で○の選択肢がわかった場合は、残りの指標を時間をかけて計算せずに、とりあえず○としておき、他の問題を全部解いて、もし時間が余れば念のため残りの選択肢が間違っていることを検算するという方法を取ると効果的です。

 

それでは念のため残りの選択肢も確認してみましょう。

選択肢イの固定長期適合率は、以下の式で求められます。

固定長期適合率=固定資産÷(固定負債+自己資本)×100

計算すると、

8,000÷(60,000+80,000+20,000)=50%

となり、この選択肢は誤りと判断できます。

 

選択肢ウの自己資本利益率は、以下の式で求められます。

自己資本利益率=当期純利益÷自己資本×100

計算すると、

9,000÷(80,000+20,000)=9%

となり、この選択肢は誤りと判断できます。

 

選択肢エの総資本営業利益率は、以下の式で求められます。

総資本営業利益率=営業利益÷総資本×100

計算すると、

22,000÷200,000=11%

となり、この選択肢は誤りと判断できます。


以上から、正解は選択肢アです。

 

 

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