「西野。どうして戦争がなくならないか、考えたことがあるか?」「愛があるからだと思わないか?」 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

村上隆さんのアートトークがめちゃくちゃ面白かったので、是非現代美術に興味がある人や村上隆さんが好き!という方は観てほしいです。

 

非常に面白いですし、非常に勉強になります。

 

 

西野さんの新作映画のプロモーションとして作られた新作「ゴミ人間」も非常に面白かったです。

 

その中でタモリさんとのエピソードを紹介されていました。

タモリさんは、西野さんが絵本作家になる上で背中を押してくれた恩人のような人です。

 

(引用終了)

「西野。どうして戦争がなくならないか、考えたことがあるか?」

「ないです。タモリさんはあるんですか?」

「ないよ。だから、今、急いで考えている」

「なんで、この話題になったんでしたっけ?」

「BARでこういう話をしたらカッコイイからだろ」

 

本気なのかフザケているのか、どこまでも掴めない人です。

「戦争が起きるのは、愛があるからだと思わないか?」

「愛ですか?」

「奪われたものに向けた愛の大きさに比例して、奪った人間への恨みが大きくなるだろ」

(引用開始)

 

 

c.f.夢を語れば笑われ、行動すれば叩かれる〜夢追い人は総じてゴミ人間である。皆が捨てたものを持っている 2020年12月20日

 

 

この話を読んで思い出したのは、師匠の「愛」の定義のことです。

 

「先生、愛とは何ですか?」

「戦争の原因」

 

師匠が主宰していたセミナーのあとの質疑応答で(当時はファストフードに言って、そこで軽食を買ってきて、お店か会場で質疑応答をしていました)、そんなやりとりがありました。

 

かなり衝撃を受けたのを覚えています。

 

師匠はカテキズムも学んでいる人なので、キリスト教における「愛」の定義も、ギリシャ哲学における「愛」の定義ももちろん理解している上で、対機説法的に即座に回答したのが「愛とは戦争の原因」というものでした。

愛がなければ、戦争はない、と。

だからと言って、戦争をなくすために愛を無くすというのはナンセンスです。

 

タモリさんも「それはそれでツマラナイ世界だよな」と言います。

 

「人間があんな厄介な感情を持ち合わせていなければ、戦争なんて起こらないんだろうけど、それはそれでツマラナイ世界だよな」

「ラブorピースですもんね」

「厄介だね、まったく」

 

この「ツマラナイ世界」という感触は「デボラの世界」という小説(統合失調症の女の子の物語)にも通じるものがあります。

 

そして、ばらの花園、完全な世界はうそです……もっとも、そんなところはたいくつな世界でもあるでしょうけどね……(『デボラの世界』)

c.f.私は決してばらの花園を約束しませんでしたよ。私は決して完全な正義など約束しませんでしたよ。 2020年12月14日

c.f.「あら、ごめんなさい。でもあなたにバラの花園を約束した覚えはないわ」 2012年08月31日

 

 

たいくつな世界なのです。

 

だから戦争が無い世界も完全な世界(完全な正義が実現する世界)も退屈でツマラナイ世界なのです。

 

*色とりどりに!!

 

戦争が無いということで言えば、現在のコロナ禍の世界に対して村上隆さんがこれは「戦争」とおっしゃったのも、妙に腑に落ちました。戦時下なのだと理解すればいろいろなことがスッキリ理解できます。

 

 

*戦争ということで言えば、せっかくクリスマスなので、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんのHappyXmas(War is Over)を。

 

 

 

奪われたものに向けた愛の大きさに比例して、奪った人間への恨みが大きくなるだろ」という指摘は「ゴミ人間」に通じるものがあって、奪われたのか自分で捨てたのか別として、その夢に対する愛の大きさに比例して、奪った人間への恨みが大きくなります。

夢追い人に対する恨みが大きくなります。

夢追い人は幸いにも奪われなかったか、捨てなかったか、死守した人なわけで、その人に対して夢をゴミとして捨てた人も、奪われた人も、なぜか奪った人や社会に対してではなくまだ持っている人に対して怒りをぶつけます。

 

 

 

呪いも似ています。

 

呪いの前段階であるEnvy(嫉妬)も、自分が達成できなかったことを達成している人に対して、足を引っ張ろうとうする心の働きです。

 

誰かが成功しているのに対して一定のエモーションが生まれるのは通常の情動です。情動は生理現象ですので、普通のことです。どう普通かと言えば、環境が変化すれば、それにあわせて自分が変化するという意味で「普通」です。これをホメオスタシスと言います。

 

暑いと汗をかき、寒いと身体がふるえます。

環境の変化に対して、自分が変化することで恒常性を維持しようとします。

 

ショックを受けたときに、自分が変化することで恒常性を維持します。

そのときにエモーションが出てきます。情動は生理現象として出てきます。

そのときにその方向性を嫉妬とするか、羨望(せんぼう)とするかは、その次のステップです。

ショックに対して、嫉妬ではなく、「うらやましいな〜」と思えば良いことです。「自分もそうありたい」と思えば、それは羨望となり、自分を変える力となります。

それに対して嫉妬は、相手の足を引っ張ることで、自分の位置か自分より下に引きずり降ろすことで溜飲を下げようとするのです。

 

 

この背景にあるのが、自分は変わらないという確信です。

自分の位置が変わらないから、相手を引きずり降ろすことで相対的な位置関係を変えようとするのです。

でも、この背景というか前提にある「自分は変わらない」という確信を疑って、破壊すれば良いのです。

自分が変わるとするならば、ショックを受けたときに、自分がそこまで上がろうと思えるのです。羨望に切り替わります。

 

で、実際に「自分」という存在は変わるのか、変わらないのか、どちらが正しいのか、、、これは2500年前には結論が出ています。

 

日本で言えば「諸行無常」、ギリシャ哲学であれば「万物流転」。お釈迦様で言えば「無常」とか「空」ということになります(ちなみにT理論の重要なテーゼに「釈迦は空も縁起も悟っていない」がありますね)。e.g.釈迦の悟った内容

 

端的に言えば、森羅万象は諸行無常に変化して常なるものは無い(無常)ですから、その宇宙内存在である人間もまた変化します。成長も衰退もするのです。

ですので、「嫉妬」はその前提が間違っており、羨望が正しいということになります。

 

 

嫉妬をこじらせると呪いとなり、そして世界は呪いに満ち溢れることになります(笑)

 

呪い講座はかなり衝撃的だったようで、自分が陥っていた「呪い」に気付いたという方が多くいます。気付いたときの感情は「気付けて良かった」とか「分かって嬉しい」というよりは、「やっぱり、、、」という感触です。

 

そしてそのあと強烈な好転反応が身体に出て、吐いたり、ひどい苦痛にのたうち回ったり、病気になったり、、、という方が多くいました。

 

でも、呪いに気づき、それを謎解きしていき、どんどん観ている世界が変わっていくと、目の奥の色が深くなっていきます。抽象度が上がるというのはそういうことです。

 

 

というわけで、呪い講座を超えて、「共感覚」を徹底鍛錬しましょう!!

 

共感覚が観えてきたら、身体をアナトレで楽しく書き換えていきましょう!!

 

 

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そして新年早々には大型企画!!

 

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【受講資格】 「まといのば」のセミナー受講生、メンター生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具、動きやすい服装
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【フィードバック紹介!!】

というわけで、「呪いの技法」講座のフィードバックを頂きました!

(講座直後すぐに頂いていたのですが、紹介するタイミングがなくて、、、m(_ _)m)

 

この方は東京以外に住んでいらっしゃるメンター終了生で、この講座と同時に翌日のパーソナルセッションも受けられています!

 

(引用開始)
『呪いの技法』講座と、パーソナルセッションのフィードバックをお届けします。
 今回、呪いについての講座があると伺い、以前学んでいたカルト団体への思いがまだあり、私は少し話を聞いて頂こうとパーソナルセッションを申し込み上京しました。
講座では呪いから学ぶことは多くあると呪いと恨み、嫉妬との違い。呪いの技法。『人を呪わば穴二つ』の科学等様々なことを学びました。
相手の攻撃に対しての呪いセンサーとして肩の共感覚訓練を行ったのですが相手の技を受けると肩に不意にタール状の重荷を載せられたかのような気持ち悪さを覚えました。
このようなものは普段でもすぐ気づきそうなものですが慢性的に受けているため気づかなくなってしまうと伺いました。
世の中には呪いは少なく恨み、嫉妬、社会常識、文化、集団になった時の構造的なもの等呪いもどきのものが大半であると伺いました。
気功技術で(何事も笑い飛ばす)道化を学んだのですが肚の中で笑うのではなく顔に出すことを伺い普段表情をあまり出さない私には難しく思い練習の必要性を感じました。
今回パーソナルセッションでは
共感覚センサーの重要性についてのお話を伺ったのですがなぜ体を鍛えることが必要なのかしっかり図説していただきました。
RAS、共感覚、抽象度、脱洗脳、認知不協和等、一つ一つの用語の意味は何とか理解はできているつもりでしたが、その運用法までは理解できておらず今回の図説を受けて始めて丸ごと理解できました。何度もこの図と説明を照らし合わせながら肚落ちさせていきたいと思います。
パーソナルセッションということで私用にかみ砕いて教えていただいているのかひどく理解しやすく集中力も凄まじくノートをホワイトボードから書き写しているのに、私がホワイトボードに書き込んでいるような錯覚を覚えました。
ノートに移し終わったときに満足してしまい、ホワイトボードの写真を撮るのを忘れるほどでした。
 次に私の昔話をきいていただきそのカルト団体へのホーム感があることを指摘されました。
確かにそこには(当時の私には)ありがたい術があり、指導してくれる先輩、ともに切磋琢磨する仲間があり、修行を加速する(安全な)ドラッグ、ハーブ、音楽があり夢中になって学んでいました。
今でも使用しているメソッドがあり、ドラッグ使用、師によるリードありとはいえ選ばれた人間しかできないような術が一時的とはいえ体現できたことは私にとって大きな財産になっています。
今現在はドラッグへの罪悪感、学びを最優先による周囲に人間との軋轢等もあり愛憎入り混じったものとして残っており今回伺いました。
先生には離れて対象化して見られているならロンダリングし負債から資産に変えていくこともできると伺い安心しました。
(カルトへの愛着を切る意味でも)ゴールをしっかり持つ、客観視と道化は違う、笑い飛ばすような余裕が欲しいと指導されました。
学んだことをしっかり励行していきたいと思います。
(引用終了)

 

呪い講座はいまヴァーチャル教材販売中(期間限定で未編集版配信中、未編集版ですが、Zoom版ではなく高画質版です!)

 

【ヴァーチャル講座:まといのば講座『呪いの技法 〜「人を呪わば穴二つ」の科学〜』】
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