「敵も味方もいない、プレイヤーがいるだけだ」(Black List)蟲に良いも悪いもない、のか? | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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最近はまっていた海外ドラマにBlack Listがあります。
面白いです!




超A級の犯罪者が突如としてFBIに投降するという衝撃のスタートから始まり、息をつかせぬ展開が延々と続きます。めっちゃ面白いです。

これからはドラマの時代なのでしょう。

映画が斜陽となり(アメコミムービーだけが元気です)、一方でドラマは一話あたりの金額のかけ方が桁違いです。すごすぎです。脚本も見事です。すごい時代になったものだと思います(なんか「すごい」しか言っていない気がする)。

まあ、本当に面白いです。




その主人公であるレイモンド・レディントンがヒロインにこんなことを言います。

「敵も味方もないんだ、プレイヤーがいるだけだ」と。

いやーー深いです。

敵と味方という二元論というのは、非常に分かりやすいのですが、スコトーマ(盲点)が大きくなりがちです。本質が見えなくなります。
そもそも、「昨日の敵は今日の友」なのです。逆もまた真なりです。


僕は将棋に引きつけて考えてしまったのですが、たとえば、自分の味方の駒が邪魔をしていることがあり、相手の駒が味方をすることがあります(たとえばいつでも取れる質駒があるときとか、相手の王の逃げ道に邪魔な感じで壁銀になっていれば、敵が味方です)。
詰将棋で邪魔駒消去というのがありますが、これを実戦でやってみせたのが、羽生さんです。
一見すると、かなり無茶な感じで寄せに入り、王手したときに、解説の谷川さんが首をひねったのを覚えています。羽生さんはそこから危うげ無く、詰将棋で言う、邪魔駒消去を積み重ねて、きっちり寄せきりました。自分の駒が邪魔駒になっていた。羽生さんが正しかったのですが、谷川さんですら読めない深さはさすがです。

ちなみに、「敵も味方も無い」ということで言えば、「将棋は戦争のゲームではない」むしろ「通商のゲームであり、交易のゲームだ」と言ったのは羽生さんでした。
王様は本当は「玉」であり、金銀はゴールド、シルバーであり、桂馬は桂、香車は香料です(歩兵って何なんだろう)。貿易のゲームだそうです。ですから、持駒が再利用できるのは、捕虜の虐待ではないそうですw(チェスとかは使い捨てですので、駒は減っていきます)

そう考えるとますます「敵も味方もなく、プレイヤーがいるだけ」なわけです。





まさに敵や味方がいるのではなく、プレイヤーがいるだけです。

敵だから憎み、味方だから信頼するのは、あまりにナーイブなのです。
繰り返しになりますが、昨日の敵は今日の友、その逆もあります。敵の敵が味方になったり、味方が裏切ったり、、、

まあ、最大の裏切りはいつも身内からです。
もっと言えば、自分が自分を裏切るのが、最大の裏切りです。
Creative Avoidance(創造的回避)を信じない専門家は多いようですが、予想外な最悪のタイミングでの自分の裏切りが最も痛烈な裏切りです(その裏切りもまた想定内にするデザインが必要かなーと思います)。


まあ、それはさておき、まさにプレイヤーがいるだけであり、どう配置するかによって、どう機能させるかによって、上手に自分のゴールを実現するように敵を動かすことも、味方を動かすこともできるのです。


蟲も同様です。


コッホは偉大ですが、コッホと同じ過ちを犯してはいけません。




蟲が悪いのではなく、適切な場所にいない蟲が結果的に悪さをするだけです。
菌が悪いのではなく(常在菌叢は皮膚免疫です。腸内菌叢は重要な免疫機構であり、消化システムです)、適切な場所にいない菌がもしくは環境との関係が菌に悪さをさせるだけです。


これがいわば蟲師のダークサイドの基本です。


この原則が理解できれば、なぜ悪魔が天使のごとく振る舞うのかが分かります。
その視点で悪魔召喚を考えれば、召喚魔術は決して悪用しかできない黒魔術ではありえないことも見えてきます(多分w)。


いずれにせよ、蟲師養成スクール後半もお楽しみに!!!



p.s. OnLine MenTor(オンライン・メンター)への質問についてもブログで返答したいと思ったのですが、またの機会にします!
ちなみに、スタートは11月10日です!
締め切りは11月20日にしようと思っています!

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