きっちり代休をもらわないとやってられないじぇ…orz
そして、結局まだ一つも2017冬アニメを観られていないという由々しき事態でありんす。
11日夜までの缶詰状態が確定しているので(;´Д`)、とりあえずストック記事を上げておきますが、明日と明後日の更新は微妙です。
おそらくいいね巡回もできませんのでご了承くださいm(__)m
今日は前々回の記事同様、短編シリーズから「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」をお送りします。
公式サイトはこちらです。
Keyのゲームが原作でして、アニメは2016年7月から8月にかけて全5話でネット配信されました。ゲーム自体は2004年とかなり古いのですが、メインキャストの2人はそのまま(フルボイス付きは2006年版から)だそうです。
1話あたりの長さは13分から24分とマチマチで、今から計画的に視聴するのは難しいと思いますけど(^-^;。
なお、1話はニコ動でも無料で視聴できます。その他有料動画配信サイトもたくさんあるので、興味を持たれた方はぜひどうぞ。
『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』PV
このPVからでは中身がほとんど見えてこないですが、まぁ一言で表すと、「人間とアンドロイドの出会いを描いたSF」ですかね。これを友情と言ったら語弊がありそうですけど…。
登場人物は至極少ないです。最初に佐藤利奈さんの声が少し聴けるくらいで、あとはずっと、ほしのゆめみ(cv.すずきけいこさん)と屑屋(cv.小野大輔さん)のやりとりが続きます。

ほしのゆめみは精巧につくられたアンドロイド。花菱デパートのプラネタリウムで解説員をしていました。
「戦争によって廃墟となった都市でも動き続けていた」という設定からして、もう既にヤバかったですよ(T_T)。

ほしのゆめみから250万人目の来場者として屑屋に手渡されたガラクタの花束。
これが最後までキーアイテムとして描かれているんですよ。
最初はほしのゆめみをウザがっていた屑屋が、徐々に心を動かされていくのが切ないです…。
何と言っても、屑屋はすべての事情を知っているわけで、それは視聴者も同じ。それが感情移入してしまう理由でしょう。
稼働可能時間が残り僅かだというのは、プラメモのアイラと似た設定ですけど、こっちは本体がそれを知らない、正確には、もう充電する術がないと理解できていないという違いがあります。感情を持たず、プログラム通りに動くロボットという点も切ない要因の一つですね。
2話で「涙を流す機能が付いていない」と言っていたのも布石でした。もちろんロボットの天国の話も…(T_T)。

3話ラストからは怒涛の展開。同行すると言ったほしのゆめみを受け入れてしまった屑屋の心の変化が、このアニメの最大の見どころでしょう。
4話もホンワリしたり切なくなったり。上に書いた「天国を2つに分けないでください」という願いも明かされ、屑屋は彼女を助けたいと吐露するのでした。
2回目以降の視聴では、この4話の後半からもう胸が痛くなりましたよ…。さすがKey作品。
最終話、屑屋のついた優しい嘘に涙しました(T_T)。

ほしのゆめみの目から流れるはずのない涙が…。
ロボット・アンドロイドもののラストは読めてしまうとは言え、こうして突きつけられるとやはり弱いです。涙腺が崩壊してしまいます。この気持ちはいったい何なんでしょうねぇ。
という感じで劇場版に続くわけですが、実は観ていません。円盤を買うか借りるかしないといけませんね。2月24日発売だそうです。
今年ももしかすると、こういったネット配信オンリーのアニメが増えていくかもしれないですね。情報を仕入れておかないとついつい逃してしまうので、面白そうなのがあったらぜひ教えてください(^-^;。