全ての活動は繋がっている | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

改めて、

ここまでの活動を振り返る時がきた

定期的にこういう機会をいただけるのは

ありがたいことです。

 

原点であり、全ての基盤は

数学コーチングスクール

 

だが、これは手段

目的は、当時から変わっていない

 

「自分の人生の目的を見つけて、夢や目標を持って主体的に自分の人生を歩める人を育みたい」

 

ここに尽きる

 

ここまでの教育・社会は、

受動的なもので、学歴で人を判断するところが

強かったと思う

これは偏差値教育のたまもので

その由来を知ってなるほどなと思った

 

言われたことだけをやる

みんながやっているからやる

安定志向

 

裏を返せば

 

考えて動けない

みんな教から脱却できない

変化に弱い

 

ある意味この教育が成功したのだと思う

 

このコロナの騒ぎは

それをはっきりさせてくれた

 

この短期間で世の中の動きが大きく変わった

今までの常識はもう通用しない

これは序章でこれからもっともっと変わるだろう

 

コロナの影響で、強制的に変化をさせられているが

従来のものは、もう限界で、変わるべくして変わっているのだと思う

 

変わらないといけないことをこの活動を通してずっと発信をしてきた

一瞬で、予想していた展開に世の中がなった

 

元に戻る選択肢は、

終わりを意味することになるだろう

 

ここまで本当に

いろいろあった

 

一人で社会起業家として活動してきているが

企業の名前や役職でもって活動を否定されたり、僕を見てもらえず侮辱をされたり、

裏でいろいろ言われたり、書かれたり、

悔しい、悲しい思いをすることもあった

怒りすら覚えた

 

学生の頃からの共育活動や児童養護施設でのボランティア活動を通じて、

大人のエゴの押しつけで、

泣いている子どもたちもたくさん見てきた

彼ら彼女らは悪くない

だから、心が痛い

 

でもありがたいことに、

その都度、助けてくださる人がいて

その都度、共感してくださっている子どもたちや保護者、受講生の皆様がいらして、

温かいご縁があり、ある意味チームとしてここまで動いてくることができた

 

共感してくれる人たちを僕は守らなければいけない

応援してくれる人たちのために僕は倒れるわけにはいかない

 

そのために一生懸命動いてきて、

自分のビジョン、ミッションをより明確にすることができたし、

自分軸も太くなっていった

 

数学はあくまでツール

どの科目よりも、覚えるものは少なく、

考え方を身につけていくもの

答えが1つに決まるので、

できた分かったが体感してもらいやすく

自己効力感を高めていくきっかけを作りたかった

 

そして、総合共育

徳育でこれからの時代に必要な生き方在り方を、

体験学習の機会をたくさん作ることで、新たな気づきを親子で体感してもらうこと

心を動かしたい

 

今、五感を使う体験が本当に少なくなった

学校での行事も少なくなり、なおさら危機を感じている

人としての感性を磨く上で、体験学習はますます重要になってくる

 

そして、多種多様なご相談に乗らせていただくことで、

大人も横の繋がりを創る機会と居場所の必要性や

今の活動以前から感じていた

大人が変わらないと子どもが変わらず、未来が変わらないというところから、

講座や講演、研修が始まった

 

一人でやれることには限界があり、

社会を変えるためには、同じ志を持つ仲間と一緒に動く必要であることから

NPO法人親育ネットワークが立ち上がった

 

活動の幅が広がる中で、ひょんなことからNPO法人Earth as Motherとご縁を頂き、

共育の観点からできることは何か、

していかないといけないことは何かを

共育研究会の中で議論を重ね、

たくさんの関わりの中で、

昨年度から日進市の委託を受け、

共育ファームの場を創らせて頂いたり、

愛知県や日進市のいくつかの部署とお志事をさせて頂いたりして

今がある

 

共育も、面談も、講座も、講演や研修も、農事などなど

全ての活動は社会ビジョンを実現していくためにやっていること

必要な対価は頂くが、お金にならないことがほとんど

お金の領域で活動をしていない

そんなことが目的ではない

 

12年間、地道に動いてきて、

ようやくスタートラインに立てたのかもしれない

 

僕自身もまだまだやりたいことがたくさんある

次世代に今よりいいバトンを渡すためには

一生かけてやらないといけないし、

一生かけてもどこまでできるかわからないが、

やれる限りのことをやり、

次の世代を育成しながら、

コミュニティでよりよい社会を築いていきたい

 

ご縁に感謝

 

「ビジョンミッションで動いていますか?」