とある高校の説明会に出かけてきました。
塾向けのものでしたが、質疑応答の中で、
ある塾の先生が、
偏差値偏重になっている教育を行っている学校が多く、
無理な進度で苦しんでいる子が増えていることを問題視しており、
それに対して貴校はどのように考えられるかという質問をされました。
そこで校長が回答されたのですが、
教育改革を行う中で、学習のことでできることは当然やるが、
その子が高校3年間を通じて、どのような人生を歩んでいきたいか
を見つけてもらえるように、学校として何ができるかを考えて
カリキュラムを組んでいるといった旨のお話をされました。
キャリア教育についても、ただの職業体験ではなく、
企業を探求したり、問題解決、プレゼンを通じて、
実社会で活かしていけるような経験を積んでもらえるように
考えていたりと工夫が多かったのも印象的でした。
発達段階においても、
アイデンティティを確立する時期であり、
将来の方向性を定めていく時期でもありますね。
方向性を定めないまま
目先にとらわれて動いている人も多いが、
それでは、どこかで頭打ちになる。
どのような人になりたいか。
その子のビジョンを大切にしながら、
関わっていきたいものです。
「ゴールを見失っていませんか?」