学びの極意 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

中学生は、中1・2は学年末試験、中3は受験
と試験シーズン。

勉強をどんな風に進めているかを
聞くことはよくあります。

・ワークを解く
・ノートまとめをする
・教科書を読む
・学校のノートを見る
・漢字を覚える

小学校できちんと教えてもらっていること
ばかりです。

これらをきちんとやることが
学びを深めることになるわけですが、
もう一歩進めることが必要です。

これも小さい頃から教えてもらって
いるはずですが、手間がかかる、
わかった気になってしまうため、
避けがちなこと。

それは、

間違えた問題を検証し、解き直し、
できなかったものをできるようにすること。

至極ごもっとものこと。

これが、
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
サイクルを回すことにつながるわけですね。

物事を習得するとき、
例えば、自転車を乗れるようにする、楽器を演奏できるようにする
ことも同じ。
失敗を繰り返しながら、繰り返し練習することで、
できるようになっていきますね。

学びもこれと同じ。

ただ、苦しいことも伴うため、
ついつい避けてしまう。
だからこそ、「何のため」を
意識したいものです。

これは、点数とか通知票の数字のことではありません。
その先にある「何のため」のこと。
ここが明確でないと、続かないのは、
自転車や楽器のことをイメージすればわかるのではないでしょうか。

「何のために学びますか?」