幸せって? | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日、椿館に向かう車の中で、いつものようにZIPFMを聞きながら走っていると、ニュースで、OECD(経済協力開発機構)が、国民生活の幸福度を評価した「より良い暮らし指標」の最新版を発表し、日本は36カ国中21位で、昨年の19位かランクダウンしたという情報が流れてきました。

この調査は、GDPにかわる国民の豊かさを測る指標で、去年から発表されていて、今年は、加盟国34カ国にロシアとブラジルを加えた36カ国での結果。

ちなみにベスト3は、オーストラリアで、ノルウェー、米国。

評価分野が11あるそうで、日本は、「安全」1位、「教育」2位で高評価。「教育」は、学歴や読解力の評価が高い。それに対して、、「仕事と生活の調和」34位、「生活の満足度」27位と評価が低い。

「仕事と生活の調和」は、週に50時間以上働く人が29.5%に上ったことや、1日のうち余暇や睡眠、食事に充てる時間の割合が60%とOECD各国平均(64%)を下回った。

「仕事と生活の調和」はちょっとどきっとしました。僕はもろにこれに当てはまっている。

でも、幸せじゃないかっていうと、そうじゃない。むしろ、好きな仕事で、自分で調整しながらやりたいことをやらせてもらっているので、楽しい日々。幸せだと思っています。

きっと幸せって、データで判断できるものではないから、この調査で、不幸せなんだって思っちゃダメ。でも現実、この指標は関係なく、幸せを感じていない人は多いのかもしれない。

幸せの定義って、その人その人で違うはず。
どうなれば幸せなんだろう?って追求することは大切。

いい大学、いい会社に入れば幸せ?
お金持ちになれば幸せ?

ゴールに終わりがあるものは、それが実現したらそれでおしまい。
それが叶った瞬間に、そのときは幸福感を感じても、その先がないので、途方に暮れる。

お金持ちは、ゴールがないかもしれない。でもお金があっても幸せを感じていない人が
多いとも聞く。無いものねだり。

きっと、ゴールを永遠に追い求められて、かつ人のためにどれだけお役に立てるかって
部分が必要なんだと思う。

ここを見いだすことができれば、それに向かって、それぞれが輝いていくんだろうなって。