今朝Yahooのニュースを見ていたら、プレジデントの記事で、新入社員の傾向と対策という興味深いタイトルが目に入りました。
そこにはプレジデントの調査結果が出ていて、2011年度の新入社員は、「集団生活への取り組み姿勢は積極的」という項目が 83.3%と高く、前年度より2.7%上昇しているそうです。
また、11年度の新入社員への調査では、「型から外れることへの恐怖がある」という回答が60%と、前年度より11%も高かった。「間違えを気にせず、とにかくやってみる」も50%で、前年度より10%ダウンしているとのこと。
この結果は子どもたちから学校の話を聞いていても感じます。外れたことをやると、いじめられるという風潮があるようで。
あと、正解を求めたがる傾向も強く感じます。数学では答えは決まっていますが、それを導く手法は数は多くはないですがいろいろあります。
そして、ぼくのところでは、教科を離れて、目標などをコーチング的質問で問い、書いてもらうことや、面接で答えがない質問をすることがあります。やっぱりはじめてだと戸惑う子は多いですが、正解はないよって声をかけると、安心するのか、そこから答えられる子もいます。慣れてくると、結構書く子は書きますね。
この間、とある子が何かのワークショップに行った感想で、「ここでいろいろ書いたりしてるから、すっと書けたよ。」といってくれたのは嬉しかったです。
人と違ってみんないい。一人一人の持つ可能性を誰かが勝手に決めた正解によって潰すことがないようにしていきたいですね。そして小さなうちから正解がないものもあることを教えていきたいと思います。
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