【(楽しく発音を学ぶ)フィリピン滞在記60】

発音が難しい。

日本語は「あ、い、う、え、お」の五つの母音が基本。

複雑なわけではない。

しかし、発音にはいろいろな要因が入る。

アクセント、イントネーション、拍。

これらは大量の音を聞かないと身につきにくい。

 

 

外国人だから発音はしかたがない。

よく聞くセリフだ。

しかし、言語は発音が最重要だと思う。

発音が文法を決めていると言ってよい。

だから、私は発音にはこだわっている。

 

文法はフィリピン人先生が中心で教えている。

タガログ語による説明だ。

大量の内容を短期間に教える。

どうしても発音は後回しになる。

正直にいうとフィリピン人先生の発音は悪い。

 

発音を良くする方法。

毎日チェックをうけながら音を出すことだ。

毎時間、授業で発音の練習はする。

しかし、授業の時間だけでは足りない。

しかも発音は個人差がある。

皆の前ではプレッシャーになるであろう。

短時間でもよいので繰り返しチェックを受ける。

個別対応が理想だ。

 

しかい、それではどうしても時間と手間がかかる。

そこでスマホのアプリを利用する。

音のチェックだ。

自分の音を録音しても良い。

自分で気がつけば進歩は早い。

自分で発音のチェックできれば素晴らしい。

今はそれができる時代なのだ。

これを続けていく。

先生のチェックも適宜受けるとよい。

 

続けていくためには工夫がいる。

「楽しんで学ぶ」ことがポイントだ。

 

いろいろな楽しみ方がある。

一つは興味のある内容を言ってみること。

興味があればその内容の知識はあるであろう。

 

例えばアニメ。

好きなアニメの主人公になったつもりで言う。

アニメを実際に見て参考にするとよい。

主人公のかっこいいセリフをまねしても良い。

 

アニメと言ってもいろいろある。

題材が発音の勉強に適するかどうかは先生に聞く。

先生の役割はアドバイザー。

教える先生から役割が変わっていくのではないか。

 

発音のチェックには生成AIが利用できる。

現在では言った内容を録音してチェックができる。

とても便利な時代だ。

発音の勉強は確実に変わりつつある。

楽しんで発音の勉強をしたいものだ。