✏️助産師コラムvol.35:気胸



気胸って聞いたことありますか?


肺に穴が開き、肺から空気が漏れて肺が縮んでしまうアレ。


昨日夫が気胸と診断されまして。

もう今年の我が家はどうなっているんだ!
医療費やべー!(過去のコラム参照)



というのは置いといて。



我々に馴染みがあるのは、新生児の気胸。


出生直後の新生児の1%に見られるという。
つまり100人に1人。

意外と頻発!

でも、酸素化の悪化とか徐脈や低血圧などの臨床症状が認められるものはそのうちの約10%。
つまり、1000人に1人。


とはいえ、やはり未熟性の高い児や、人工呼吸が必要な児に多く発症するので、
正規産で体重もそこそこあり、これといって妊娠中や分娩中の異常もなければもっと頻度は下がりますね。



ちなみに大人の自然気胸(明らかな原因がなく突然起こる気胸)は、10代後半〜30代の痩せ型で高身長の男性が圧倒的に多いんです。


気胸体型ってやつです。


肺と身体の発育バランスが崩れて肺の表面に風船のような膨らみ(ブラ)が生じるから。
肺の表面を覆っている胸膜が薄いから。

など色んな理由が考えられています。



診断はレントゲンですぐ分かり、軽度のものは安静だけで良いのですが、重度のものは危ない病気です。


しかもこれがまた繰り返すんですよね。

厄介。

嵐の相葉さんもコレを繰り返してニュースになっていました。



もし身近な痩せ型高身長の男性が突然、胸が痛い、背中や肩甲骨のあたりが痛い、息苦しい、などと訴えていたら気胸かもしれません。


もちろん女性にもあり得ますし、女性特有の月経随伴性気胸なんていうのもあるんです。
高齢者だって気胸のハイリスク。



案外身近な気胸。
ちょっとスポットを当ててみました。