いろいろな仕事を経て私は医療事務の仕事をしていました。
働いて5年目に入るところでした。
個人病院で事務員3人、看護師さん2人の小さな病院。
正社員そして医療事務員として初めて働いた職場。
午後は同い年の子と看護師さんとで
和気あいあいと仕事が出来るそんな環境でした。
ちなみに、私が初めて韓国に一緒に行ったのは、職場の看護師さんでした。
心配性な母親も職場の同じ看護師さんとだからということで行かせてもらえました。
給料も少ないと思っていたけど、経験もない私を雇ってくれて、十分過ぎるほど貰っていたんだと
後でわかりました。
5月末日のこと。
院長先生が突然なくなりました。
調子が悪いとかでもなく突然でした。
院長先生の奥様が職員に説明に来られたのですが、現実を受け止めれずただ呆然と聞いていました。
後継者がいないので、閉院することに。
それからの1週間は、患者さんに伝え院内の掃除をしました。
院長先生に伝えなければならないこと、
話したいことたくさんあったのに…
本当によくして頂いたなぁ。
そして、退職金の金額があまりにも驚きでした。
突然のことだったのと、今後の仕事探しの期間も考えてとの奥様のご配慮で、
退職金に何%かプラスで頂きました。
それからハローワークに行き、手続きを終えたところで、これからどうしようという不安が出てきました。
働こうと思っていたのですが、体調が優れなかったこともあり、少しの間は休むことにしました。
それから、私はある計画を立てました。