習慣化の大切さ | MATEGI

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全ては自分が選んだ道

 誰とは言えませんが圧迫面接で多少へとへとで、その人に対して「昔何かあったんだろうな」と感じるこの頃です。長年剣道をやっていたためか比較的丈夫な体になっており、自分のタフさに感謝しています。

 

 初めて圧迫面接を受けたのは就活でした。何度か圧迫面接を受け、心がもたなかったこともありましたし、一回泣いてしまったこともありました。しかし、今は様々な苦労を乗り越えた経験から「圧迫面接を受けるのは自分が優秀である証」という変態的な考えが自然と生じるようになりました。

 

 就職活動に限らず、会社(前の部署)での面談でも圧迫を感じることがありました。簡潔に言うと、「給料は自分で稼ぐものであり、一人前になれるまで我々はお前にお金も時間も負担しているんだ。分かるよな?」という本音を言わず、コンプライアンスに引っかからないギリギリのラインまであれこれ言われました(ラインを超えたのは自分の記憶にある範囲では数件ぐらいです)。その時も「圧迫面談を受ける自分は優秀」と内心思っていました。上司の言い分も正しいと思っていますし、「もし自分の彼女の整形代を負担して他の男と結婚されたら、そりゃ僕だってそんな女殺したくなりますよ」といった感じです。

 

 一方「大学のときは奨学金で毎年100万円以上受け取っていたのに、なんかこの会社はな。。。」「博士はその分野に詳しい研究のプロと思われがちだが、仕事の取り組み方というレベルは普通に高いぞ」「愛社精神もってくれるのは嬉しいけど自分がやりたいことにも専念してという考えをもつトップの人もいるんだけどな。。。」「少子高齢化の日本で税金が上がっているなど色々と事実を知れば、その上司の言いなりになっていたらさ、どういう人生を歩むかイメージできない?」「まぁ、手取り20万円貰えるのは当たり前ではないか」と色々考えていました。結局、導かれる答えは「目の前の仕事に全力で取り組む」であり、その姿勢は崩さず取り組んでいましたし、部署が変わってもその姿勢は変えていません。

 

 目の前の仕事に全力で取り組むとはいえど、「人間は感情の波があるし通年いいことばかりが起きるわけではないから、そんなのできないよ」という考えがわくかもしれませんが、「習慣化すれば嫌なことが起きてもコンスタントに結果は出ます」と伝えたいです。経営者が「今日は嫌なことがあったから、意欲がわかない」と言ってお金を作り出せなかったら、従業員に給料を支払うことができないという事態が起きてしまうため、経営者は全員この習慣化を大切にしています。例えば、体重を毎日記録したり、お金の支出と収入を毎日記録したり、最初はめんどさく感じるかもしれませんが、ルーティン化すると苦になりにくくなります。

 

 別に全員にこれを強要するわけではありませんし、僕も大学生のとき嫌なことがあったら現実逃避でゲームにハマっていた時期もありましたし、少なくとも経営者になると決めた以上、習慣化は大切にしています。