結局、東京にいる3日間のあいだ、
ヤスのインスタのおかげで
私の心はずっとモヤモヤしたままだった。
帰郷してから、何食わぬ顔で
ヤスに報告する。
「無事帰ってきましたー!」
「おかえりー!楽しめた?」
「とても!お土産買ってきたよー!今週あえる?」
「今週は仕事仲間とゴルフだよー!」
「そっかー。じゃあ再来週ね!」
「了解!」
ヤスから何の近況報告もないことに
私はイライラがおさまらなかった。
この3日間、私はインスタで見た女が
誰なのか、
どんな女なのか、
そればかり考えていた。
なのにヤスからは何の報告もない。
イライラに任せてたまま、
いつもは躊躇って言えないことを
ヤスにぶつけていた。
「一緒にダイビング行ってた女だれー?」
「ゆきちゃん!とそのお姉さん!バーで知り合った友達!」
なにかがプツンと切れた
「彼女いるのにバーで知り合った人とダイビングいくんだ?」
ヤスの返事が途切れた。
返事があったのはやっと1時間後。
「彼女いたら女の人とダイビング行ったらダメなの?」
「せめて報告ほしい」
「逐一誰と会うとか言わないといけないの無理。いい歳なんだし少しは大人になれば?」
おわった、、、
大人になれば?
って言われるってことは、
私はヤスの目には子どものように見えてたのか。
精一杯言いたいことも言わず(言えず)、
わがまま言わず(言えず)、
いろいろ我慢してきたつもりだ。
許容範囲の広い大人の女性を演じてつもりでいたけど、
ヤスにとっては全くそんな風に見えてなかった。
茶番だ。
でも。
別れたくない。
結婚がまた先延ばしになるのは嫌だ。
このときの私は
ヤスじゃなきゃダメ!
なんていう理由はなく、
独り身になるのはもうコリゴリ!!
その想いしかなかった。
「ごめん。ヤキモチ妬いた。」
この日、ヤスから返事はなかった。
会うのは来週末。それまでが長いな、、、
自然消滅とかしちゃうんだろうか、、、
私どこに向かってるんだろ。
私の人生ってなんなんだろ。
次回、山あり谷あり季節は冬へ