昨夜は30代の若者たちを案内して「Jazz&Booze Milestone」へ。

 

 

 

 

 

 

 

よくコヒーブレイクに行くうちの向かいのブックスライデンの店主が「最近ジャズを聴き始めてアナログ盤を少しづつ買ってます。ジャズをアナログで聴ける店に行きたい」と言うので、じゃあ「マイルストーン」に行こう!と持ちかけたのです。ジャズ初心者三人を連れて大したジャズ通でもない僕がジャズバーでジャズガイドをすることになったわけです。

「マイルストーン」は先代の「マイルス」を引き継いで夏目さんが1986年にオープンした老舗ジャズバーです。夏目さんにジャズ初心者であることを説明して、さてまず何を聴く?僕が提案したのは マイルス・ディヴィス「Milestones」やっぱりまずは店名に由来するコレでしょう!マイルスの洗礼から始まるでしょう!ということで。夏目さんが由来や意味を説明してくれました。そして次に同じトランペッターでマイルスが「あいつには負けた!」とその実力を認めたクリフォード・ブラウンを聴くのはどう?と薦めた。そして次に夏目さんが「三人ともこれは耳にしたことがあるはず!」とかけたのが「モーニン」が一曲目の「アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ」曲が出た瞬間に三人とも「知ってます!」でした。

 

 

 

 

 

 

そして、聴いている間に三人は僕が持参した和田誠/村上春樹「Portrait in Jazz」や小川隆夫「MILES SPEAK」文藝別冊「ビル・エヴァンス」特集号をパラパラめくっていました。夏目さんや僕にもいろんな質問が来ました。その他写真のようなアナログを聴いてしゃべって楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初心者へのジャズガイド、どうしたらジャズ好きになってくれるか誘導の仕方難しいですね。アナログで高性能のシステムで大音量でジャズを聴ける店も少なくなりましたが、アナログ盤の復活でジャズ喫茶にお客さんが戻ってきてますね。こんな文化はない!と外国人の来客も増えたとか。去年行った東京の「DUG」や「いーぐる」でも感じました。長崎の若者もジャズに親しんでもらいたいです。今年もNAGASAKI CITY JAZZ開催します!