見てるわけじゃないから詳しくは知らないですがプレミアやドイツの強豪クラブの主流はとにかく縦に早く攻撃してく(守備の面は今日は置いときます)ってのが主流みたいですね。

スプリント能力と相手に接触されても倒れず推進させられるフィジカルが求められてアスリート化されてると。


まぁそうなんでしょうね。それでCL制したりしてるんでしょうから間違いなく今時点においてはそれは正なわけです。否定のしようもない事実です。


問題はここからです。

この一流選手が集まる一流クラブの正をアホみたいにジュニアやジュニアユースの子に押し付ける単細胞な指導者が居るわけです。

奪ったらとにかくトップへ縦パスを入れて押し上げろと。


先ずトップへの縦パスがずれるだけならまだしも相手DFへみすみすプレゼントパス。ようやくトップに入ったと思ったらトラップにもたついてさっくりとロスト。又は中盤で猫まっしぐらの視野範囲しかなくとにかくゴールへ運ぼうとしてロスト。

子供達は監督から縦に早くと指示が出てるから愚直に1試合延々と繰り返しては全然相手陣内に攻め込めずエンドレスに再生録画を見させられるような試合になります。

結果として相手DFが10回に1回起きるかどうかのポカミス狙いのサッカーになります。まぁ先ずそんなミスにならないんですけど。


つまり狙った所に寸分狂わず蹴れる選手が居て、それをしっかりコントロール出来る一流の選手達が揃ってるからこそ縦に早く攻めれる訳であって、それが未熟な少年カテゴリーにそのまま当てはめようとしても成り立つ訳が無いんですよね。

でもアホな指導者はこれが世界の今の主流だから~みたいなノリでやらせようとする訳です。


違うだろと。

ボールのある地点で何処が一番相手が手薄になっててどっから攻めるのが一番効果的なのか。これを先ず把握出来る目と、実行出来る技術を身に付けさせなきゃ上手くならんのよ。

縦に早くなんてのはプロになって監督がそうやれって言われた時に出来れば良いのよ。


世界の最先端だからって下のカテゴリー迄何でも真似すりゃ良いってもんじゃないから。

最先端被れみたいな人ってどこの世界にも居ますよね。