内断熱と外断熱 | 住まいのすすめ

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丈夫な骨格をもつ構造は当たり前の時代であって、気密と断熱性が重視されていない──。上棟見学会などで構造について勉強される方は多いでしょうが、目に見えない、気密と断熱性について勉強される方は、極端に少ないのが現実です。

 

世の中には、いろいろな断熱工法があるが、大きく分けると、内断熱(充填断熱)と外断熱(付加断熱)に分かれる。

 

 

内断熱のメリット
●全体的にコストを抑えられる
●ロックウール、グラスウールなどの安価な断熱材
●スピード施工か可能なため施工コストが安い

 

内断熱のデメリット
温度差により建物が劣化しやすい
●気密性が取りにくいため結露しやすい
●各部屋に温度差が生じやすい
●空調にかかる光熱費が大幅に増える
●結露や温度差によりカビやハウスダストが発生しやすくなり、
健康被害がでやすい

●外部の騒音が気になる
●ヒートショックの恐れがある
●喘息やシックハウスがおこりやすい


外断熱のメリット
●柱の外側で建物全体を断熱するため、結露や温度差が発生しにくくなり、建物の寿命を飛躍的に伸ばすことができる
●気密性が取りやすいため結露が発生しにくい
●快適な環境を維持した上で、空調にかかる光熱費を大幅に抑える
●アレルギー性症患の改善に効果的
●外部の騒音が低減される
●ヒートショックを軽減できる


外断熱のデメリット

●全体的にコスト高

●外張り断熱工法の断熱材が、従来の内断熱工法の断熱材よりも割高
●断熱・気密施工に手間がかかるので施工費がアップする
●窓やドアにも断熱性にすぐれた製品を使用する
●計画的な換気システムを備える必要がある

 

 ヒートショック

 

上記のように、内断熱にはデメリットがたくさんあり、外張り断熱が良いように感じます。ただ、最近の内断熱も高性能なものもあります。
●「あわあわ」で有名な吹付式発泡ウレタン
●高性能なグラスウール+気密フィルム張り
●いつも話題となるセルロースファイバー

なども気密&断熱性能が取れることで高性能な住宅だと思います。

外断熱に備わる最大のメリット
●壁内通気が取れることにより、構造躯体がいつも空気に触れ呼吸ができること。そして、床下から天井裏まで自然に対流がおこり、空気の入替わりが促され清潔です。

●天井裏・壁内・床下に熱の緩衝空間が存在する為、室内でエアコンなどで冷やしたり暖めたりした熱が緩衝空間に保護され、空調にかかる光熱費がさらに軽減されます。

●構造体の外側で断熱と気密が取れることにより、家の寿命で大切な構造躯体の劣化を軽減できます。

●外断熱特有の基礎断熱を施すことにより、北海道アイヌ伝統民家「チセ」でも有名な地中熱利用も可能となり、より快適な温熱環境が得られます。

 

 

この4点は、外断熱の住宅でなければ得られない独特の性能です。

 

自然主義からはじめる高性能住宅

トンボハウス|tomobohouse.com

設計:日本全国 | 施工:茨城・千葉