千葉市と市原市を常に比べることは賢明ではありません。

 

政令市である事や、規模も違えば、色々な行政サービスも異なって当たり前だと思っています。

 

しかし、「千葉市政令市だから比較するのも真似るのも無理」というのは、またこれも違う話。

 

手本にすべきところは手本にして、誰もが住みやすい市原市にしていく惜しまぬ努力が重要です。

 

そこで、本市の最も重要課題である若者の流出を抑制しなければ、市の発展はないと私は思うのです・・・

 

その流出抑制策としてまず考えなければならないのが「子育て支援」だと思います・・・

 

現代の共働き社会において、働きやすくて、子育てもしやすくて、子供の理想的な教育ができて・・・これらの行政サービスは今や外せない子育て施策だと思うのです。

 

人口が微増だけども増えている自治体を細かくリサーチすると、やはり共通している事は、「手厚い子育て支援」をしている自治体が多いです。

 

朝早く、夜遅い家庭において、子供を預け、且つ効果的な学習ができたら安心する親はどれだけいるでしょう。

 

千葉市も既にやっていますが、全国見渡すと、先進的な街はアフタースクールなどを積極的に導入しています。

 

今日はこのアフタースクールについて触れますが、学童と何が違うのかです。

 

ご存じ学童とは、厚生労働省管轄で、共働きの子供を預かるのが目的です。つまり、制度設計上、学習が目的ではないので、当然学習習慣が身に着く環境は整っていません。


一方、各地のアフタースクールは、しっかりした学習カリキュラムを導入しており、英語会話だけで過ごしたり、ピアノなど様々な特色があります。中にはしつけを重視している場所もあり、教育面の充実は民間のアフタースクールが間違いなく手厚いようです。

 

簡単にいうと、学童はお子さんを「お預かりする施設」。「アフタースクール」は「放課後の学びを提供する施設」と思っていただけたら良いと思います。

 

ある行政研究では、子供施策への投資は、将来のリターンが数倍になると結論づけている論文もあります。

 

とにかく、よそではない子育て支援策こそ、市原を大きく変える一歩につながると思います。

 

今年も夏に若者の心に残る辰巳ドラゴン屋台横丁を開催します。

みんなで、この市原市をどんどん盛り上げていきましょう。

 

マスモ誠二