山王日枝神社
御祭神 大山咋神(おおやまくいのかみ)
相殿の神 国常立神(くにとこたちのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
足仲彦尊(たらしなかひこのみこと)
(仲哀天皇)
鎮座 東京都千代田区永田町2−10−5
創建 不詳
山王鳥居
山の形をした珍しい山王鳥居が表、裏、西と3ヶ所あり、この鳥居は裏鳥居です。(裏鳥居は豪華なエレベーター付)
赤い台の上には、御眷属拝借(白い狐様に願い事を書いて、奉納します。)
実はこの白い狐の御眷属様は、昨年の春くらいに、友人のきょうこさんからいただき、私の家に飾ってありますが、この狐さんはスゴイです
そして、ここで本題?に入りますが、私の中でいつも謎だったことがあります
それは……日枝神社は本当に神社⁉
なんか寺院っぽい
と、少し気になっていました。
そして、先日……スマホの画面から私の目に飛び込んできたニュース
日枝神社で書き置きの御朱印を購入すると、元三大師のクリアファイルが数量限定でいただけます
えっ⁉
神社で元三大師⁉
元三大師といえば、深大寺、佐野厄除け大師などのお寺の御札ですよ
友人のきょうこさんに聞いたら、
『説明すると長くなるけど、そのクリアファイル欲しい』
兎に角、調べてみました
近江國日枝山(比叡山)の地主神様『大山咋神』を御祭神とした神道の信仰がはじまりで、『延暦寺』を建てた際に、比叡山の地主神である大山咋神を、守護神とし、山王権現と呼ばれるようになったそうです。(神仏習合ですね)
この元三大師《慈恵大師良源上人》は、延暦寺の18代座主でいらっしゃいますから、日枝神社とは関係が深いということだそうです。
勉強になりました
それにしてもこのレアなクリアファイルは嬉しいです。
これは、猪の目といって、寺院建築の装飾のひとつで、魔除けの意味があるそうです。
神仏習合の名残がここにも見られました。
今年は、《疫病退散》《病魔退散》など100年以上前の時代に戻ってしまったような、時が止まってしまったのか⁉という気さえしますが、歴史に学ぶことが沢山ありました
進歩ばかりではなく、立ち止まって考えることも、とても大切な事なのだと実感しています
どうか、コロナ渦トンネルをくぐり抜けた先には明るく平和な日々が待っていますように
さくらますみ