柏崎の商社様より緊急修理依頼です (ノ゚ο゚)ノ(ノ゚ο゚)ノ

キャブレターからガソリンが漏れるそうです。

ユーザーが何かかまった様だとの事。

これがコンプレッサー、塗装用のコンプレッサーです。

早速診断。

キャブレターのチェックです。

コックを開けるとガソリンが漏れますね、でもコックから漏れます Σ(゚д゚;)

フロートからかと思ってた…

キャブレターを分解して確認します。

カップ内部を確認すると、アレ~って感じです。

フューエルバルブ下に組み付けてあるはずのゴムパーツが何故かカップの中にあります。

アルミニュームの壁を通り抜けるなんて物理的に不可能です。

 

これ、自分で分解して取付位置が分からなくなちゃったんですね。

正しい位置に組み付けてガソリン漏れは完治しました。

 

 

 

 

ハスクバーナの修理依頼です ヽ(゚◇゚ )ノ

今回の患者はHusqvarna TE 310です。

でも、いつものチェンソーじゃありませんΣ(゚д゚;)

上越市内のバイクショップへ修理にだしたけど治らずにメカさんがギブアップしたとかでセカンドオピニオンの依頼が来ました。

ま~、ハスクのバイクって何処もやりたがらないみたいですね。

でも、うちはチェンソー屋なんですが…

ハスクバーナと言う事で見させていただく事にしました。

よく考え抜かれた設計に関心、ホンダやヤマハとはちょっと違ったセンスでデザインされてますね。

 

症状は「走行中パンパンと音がしてエンスト、再始動困難、かかってもすぐエンスト

燃料ポンプは前に出したバイク屋で交換済み (-_-メ

動作確認の結果、言う通りの状況です、早速診断開始しましょう。

 

このTE310は燃料噴射システム搭載でキャブはありません。

いくつかのセンサーでエンジンマネジメントしてます。

①スロットル開度センサー

②吸気圧力センサー

③吸気温度センサー

④水温センサー

⑤エンジンパルス

⑥O2センサー

ヽ(゚◇゚ )ノ たったこれだけでエンジンを制御してます、超シンプル設計

これはスロットルボディー

センサー①②③はこれに内蔵されてます。

④の水温センサーはシリンダーヘッドに装着。

水温センサーは抵抗値を温度を変えながら測定しOK、サーミスタは正常に作動してます。

そのほかのECU入力値のチェックにすすみます。

ボア内に見える小さな丸い部分はインジェクターの出口。

燃焼生成物などの堆積は無く綺麗。

右側の黒い部分、スロットルセンサー圧力センサーの値をみます。

このスロットルセンサー、実は非接触式ですΣ(゚д゚;)

回路図を見てサーキットテスターで抵抗値を測定してもダメです。

スロットル開度を変化させても抵抗値は変化しません、コイルとマグネットで電圧を変化させてます。

なので、ECUに通電してコネクターで電圧変化を測定しますが、これもOK。

吸気温度センサーは細いスティック状のプラスチックが突き出しているので温度を変化させ抵抗値を測定、これもOK。

残るは圧力センサーだけですね。

ECUのインプット、アウトプットをすべて確認してOKなら犯人は圧力センサーです。

これ、ECUヽ(゚◇゚ )ノ

ハスクバーナTE310燃料噴射システムはミクニ製なんです。

MADE IN JAPANってなんか懐かしいな、最近。

で、ECUはと言うとOKでした。

電装修理は回路図を見て各入出力値を丹念に確認すれば必ず原因特定ができます。

 

結論が出たので別車種TE410のスロットルボディーを使い始動確認を行うとエンジンは吹け上がる事を確認。

*インジェクターとECUマップが違うので本調子じゃないけど。

 

これからバイクや汎用エンジンはこういった修理が当たり前になりますね。

チェンソーのプロ機は数年前からパソコン繋がないと修理できない様になりました。

 

今回は畑違いですが面白いものを見させてもらって感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイブリッド除雪機修理PLOW上越店にお任せください ヽ(゚◇゚ )ノ

症状は走行不能です。

確認すると確かに走りません、イグニッションONではエラー表示なしですが始動すると5回点滅 Σ(゚д゚;)

 

5回点滅は右モーター回転センサーのU,V,W相の信号異常

要するにモータの回転数信号がEUCに入力されないって合図。

さっそく診断です。

診断システムを機体に接続して生データを観察。

たしかにイグニッションONでは異常検出しません。

が、始動すると異常コードを拾いますね、それも右センサーだけじゃなくて左センサー異常も ( ̄□ ̄;)

 

このセンサー、バッテリー交換や充電作業でミスをすると破壊される事があります。

まれに、モーターハウジング内の漏水でも故障しますがその辺をチェックしていきます。

四角い箱はECU、小型ハイブリッド機はこの中にドライバーユニットも内蔵してます。

モーターをチェックするにはクローラー関連を取り外す必要があります。

ちょっとスッキリ (ノ゚ο゚)ノ

でもまだ邪魔な部品があって作業を阻みます。

バッテリー回りのパネルを外さないとセンサーハーネスやブレーキハーネスを分離できません。

もしステーターやサブハーネスに問題がある場合はエンジン脱着が必要 (´□`。)

無事を祈ります。

これ、モーター部。

ここを分解していきます。

まずは終減速機を分離してからモーターカバーを外します。

終減速機のギヤと右中央は電磁ブレーキ。

ステーターは焼けてませんね、漏水の痕跡もありません。

ローターを抜き取る作業に移ります。

これ抜くときはステーターを傷つけない事が大事。

これがローター、結構な重量があります。

永久磁石なので金属を強力に引き寄せます ヽ(゚◇゚ )ノ

鉄製作業テーブルに置くと張り付いて大変 Σ(゚д゚;)

奥に見える基盤がモータ回転センサー

これを外しますが、本来はエンジンを取り外しサブハーネスごと手前に引き出します。

でも、凄~く大変なんで上手にセンサーを引き出します。

白いのがセンサーコネクタ、もうこれ以上こっちに引き出せない長さです。

 

信号ラインの断線・ショートをテスターで点検。

異常がないか確認します、これがOKならセンサーが犯人です。

 

クライマックスですが、今日は店番もかねてピットで作業。

除雪機商談のお客様多数で作業中断です

 

夕方には作業再開予定、結果は後日アップします。

 

近隣の農家様よりのご依頼品 (ノ゚ο゚)ノ

 

ホンダ耕うん機F60のアタッチメント星ローター用のピンです。

折れて紛失し困ってるそうです。

 

F60の販売開始は昭和36年 (;´Д`)ノ

私、生まれてません。

同じピンが無いので色々探して長さを加工。

これで作業ができますね、滝沢さん。 ヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

ワドー除雪機SS1180の修理 

テーマ:

ワドーの除雪機SS1180のエンジン整備です。

 

この機種実はホンダHS1180Zの兄弟機、ステッカー以外共通です ヽ(゚◇゚ )ノ

ネットでのお問い合わせで修理させていただく事になりました。

 

私のところに行きつくまでに2社ほど修理屋さんに診てもらったそうです。

キャブがいじってあったり色々やってますね。

 

結果的に「キャブレターの部品が供給終了と言われて今に至ったそうです。

さっそく診断 (ノ゚ο゚)ノ(ノ゚ο゚)ノ

今回は初期診断で燃料タンク内部が錆びだらけなので交換です。

錆びたダンクでは何度キャブをオーバーホールしでもダメです ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

微細な異物はストレーナを通過します、それが不具合を再発させます。

実はこの機種のキャブレターは供給中でいつでも手に入ります Σ(゚д゚;)

部品番号は16100-ZE3-H61

ハイブリッド機のHS1180iやHSM1180iと同じキャブレターです。

なので部品供給終了ってのは嘘 ( ̄□ ̄;)

 

ササッと交換します。

このキャブ交換作業、慣れないとチョークレバーについてるEリング飛ばしてすったもんだします。

慎重に作業しますがこのEリングはいつも予備を持って出かけます ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ 怖いから、飛ばすのが。

キャブとタンクの交換が終わったワドーSS1180.

タンクが輝いてます。

 

オイル漏れの点検に移ります、車庫の床にオイルが垂れてくるそう。

ドレンプラグのシールからと疑いましたが「ドレンが締まって無い」だけでした。

手で緩めることができるくらいユルユル、増し締めしてオイル入れて完了。

ホンダHS1180Zもそうですが、充電不能でバッテリーが上がる事があります。

そんな時はこの茶色い?(ホントはグレー、変色したよ)コネクター部が焼けてる事がほとんど。

この線、発電コイルから出てる線、ここが焦げるんですよね1180兄弟や1390兄貴も (  ̄っ ̄)

今回の期待はセーフ。

 

終了~と思ったら…、オーガレバーがロックしないし。

オーガレバーはメインレバーを握ってる限り手を放してもロックして戻らない構造なんですが。

レバー付け根の鉄製カバーを外すとこんな形の爪があります。

この爪の動きが悪いとロックしません。

油切れやグリスが固まって渋くなるのが原因。

 

この部分はグリス禁止 ( ̄_ ̄ i)

パーツクリーナーで古い油や汚れを落としてからラスペネかエンジンオイルを少量さしてください。

スプレーグリスはダメです、温かい季節は動きますが冬季はダメです。

スムースに動くようになったらカバーを復元して完了です。

 

 

 

 

 

 

 

ゼノアG3401EZの整備

テーマ:

ゼノアG3401EZの整備です。

 

お客様よりエンジンの微妙な不調があると言う事でお預かり。

始動性がよくて軽くてイイ機械ですG3401EZ。

枝処理なんかに最適です。

 

ドライブテストをしたところ下記の不調が確認できました。

①低速で脈が弱い

②加速追従性が悪い

③最高回転数が上下動する

④カッティングテストで力が無い

 

圧縮圧力は規定値ギリギリですが出てますね。

点火系はOK。

ストレーナーは微妙、交換ですね。

キャブ回りは切りくずでこんな状態。

メタリングカバーの穴もふさがってる可能性大です (´□`。)

キャブレターに問題があるようなので分解です。

吸気ポートから見るピストンは綺麗、シリンダー壁もGOOD!

分解したキャブレターです。

メタリングはまずまずですがポンプダイヤフラムは硬化してます。

加速追従性の悪さはこれが原因ですね。

純正ダイヤフラムKITを使用してオーバーホールします。

セットだと便利ですね。

 

組付け後キャブレターの調整を行い無事元気を取り戻しました。

 

この機種の最高回転数は12,000~13,500回転が基準値です。

 

STIHL015のリコイル修理でお持ち込みいただきました。

症状は「リコイル引いても手ごたえが無い」 ヽ(;´Д`)ノ

 

確認すると確かに手ごたえ無いです。

爪が引っかからないんですね、さっそく分解修理です。

015AVって書いてあるプレート付きのエアクリーナカバーを外すと内部にスクリューが1本(マイナスネジ)。

リコイル面機体前方のスクリュー2か所、リヤ防振マウント、スパークプラグ、チョークノブを外すと分離できます。

リコイルリールは問題無。

このパーツ、軽合金製なんです ヽ(゚◇゚ )ノ

問題はここにありました。

白い樹脂製爪は常にスプリングで中央に向かって押されています。

この機体の爪はスプリングが外れブラブラです。

 

スプリングを修正して取り付け作動の確実性を確認して組み立てます。

無事復旧、まだまだ活躍してくれそうです。

 

 

 

ハンマーナイフモア燃料漏れが発生するのでキャブレター交換です。

過酷な現場で数年間頑張ってる機体、消耗の激しさが作業密度を反映しています。

 

今回はキャブレターを交換、オーバーフローで数回清掃しましたが状態が良くないので交換です。

キャブレター交換時は必ずストレーナの清掃または交換が必要です。

燃料に混入した水や汚れがここにたまります。

カップを外すと水とゴミがたまってます。

タンクの塗装片や砂、水など色々入ってます。

ストレーナ損傷していればこのゴミがキャブレターに流入します Σ(゚д゚;)

エアクリーナーケースを外すとキャブレターが見えます。

ガバナーロッドとスプリングなどを取り外します。

取り外したキャブレターにはビニールチューブが付いてます。

これ、メーカー出荷状態では付いてません ヽ(゚◇゚ )ノ

PLOWで出荷す機械には付いてます。

これ付けないと短期間でキャブレター内部にゴミが侵入しエンジン不調を起こします。

*詳しくは過去記事を参照してください。

新しいキャブレターが輝いてます ヽ(゚◇゚ )ノ

 

燃料中に水分が混入したエンジンはプラグにダメージがあることがしばしば。

高温の電極に水が付着すると急激に温度が低下してプラグが損傷します。

なので交換しましょう。

 

お客様に「キャブレターは消耗品です」と説明すると「えっ~」って言われますが本当です。

絶えず開閉を繰り返すスロットルバルブは軸やバルブ自体が摩耗していきます。

永久には使えないパーツなんです。

 

現場で快適に作業するには部品の定期交換も重要ですよ。

 

 

ゼノアの刈払機TR2310、修理依頼です ヽ(゚◇゚ )ノ

懐かしい機械ですね、これ凄く売れました、安かったから。

振動多めですが始動性と加速性は良かった機械です。

 

今回のご用命は作業中「感電する」 ヽ(;´Д`)ノ

ビリビリくるそうです。

 

このトラブルの診断って嫌いです (´□`。)

感電するか確認するってチョッとした人体実験。

なので実験はパス。

 

各部の診断から入ります。

で、プラグキャプを引っ張るとこんな状況に…

プラグキャップとコードを確認すると「アレ」が在りません Σ(゚д゚;)

マジですか~と自問自答、何故?

 

聞くとこの機械、中古品を購入されたそうです。

本来はプラグキャップの中にバネ状のコネクタがあります。

これが無いとハイテンションコードとプラグ端子間に高電圧が発生し漏電します。

 

恐ろし仕様になってたんですね。

 

中古機は信頼できるショップから買いましょうって良い例です。