皆様にお楽しみ頂いております「PLOW上越・ホンダウォークの修理ブログ

 

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お待ちしております。

 

PLOW・ホンダウォーク カスタマーサービス 小関清志

STIHLショップのイメージが強いPLOWですがhusqvarnaも取扱っています。

「え~、知らなかった」って言われる事が多いので改めてアピールしときます。

最新のチェンソー整備にはパソコンと診断機が欠かせません。

当てずっぽうで部品交換を繰り返すなんてのはプロの仕事ではありません。

測定値にもとづいて論理的に解決します。

故障診断はパソコン画面とにらめっこが当たりまえ。

ですが、エンジンの音に耳を澄ませニードルをクリクリしてた頃と違って整備している実感とか充実感ってのが希薄になった気がします。

 

今朝もSTIHL084AVが入って来た時ワクワクしましたが、規制前フルパワー機もどんどん絶滅しています。

アナログ機も職人技で絶好調に仕上げるので是非PLOWにお持ちください。

できるだけ永く使い続けて頂ける様整備いたします。

 

 

 

 

 

 

発電機のエンジンがかからないとお電話いただきました。

 

機種はホンダインバーター発電機エネポEU9IGB」です。

エンジンオイルを入れてからリコイルロープが引けなくなったとのことです。

これが「エネポカセットガス燃料でエンジンを作動させています

なのでガソリン不要。

 

今回のトラブルは「エンジンオイル入れてからリコイルが引けなくなった」…嫌な予感がします。

良く聞くとオイルを入れ過ぎたそうです。

でも、構造的に入れ過ぎるはずはないんですが、本来。

オイル交換時や補充はフロントカバーを取外し、フィラーキャップを取り外します。

そして↑の入れ口から「口切いっぱい」「こぼれないギリギリ」まで入れればOK。

多く入れようにもあふれて入らないはずなんですが。

リコイルが引けないのでスパークプラグを取外します。

シリンダー内にオイルが流入してウォーターハンマー現象を起こしていればプラグ穴からオイルが出てくるはず。

プラグを外すにはボンベを取外し↑写真右のカバーを外します。

奥にプラグキャップが見えます。

かなり深い所にあります、慎重に取り外してください。

オイルが流入しているとリコイルを引くと勢いよくオイルが噴出します

ウエスなどでオイルを浴びないように防護してから引いて下さい。

 

今回はジョロっとオイルが出てリコイルが引ける様になりました。

燃料室にオイルが流れ込んでいた様です。

早速エアクリーナーケースへの流入とミキサーの点検をします。

エアインテークジョイントを外すとミキサからオイルが出てきました。

オイルを清掃します。

各部を復元してオイル量を調整。

始動するとめでたくエンジンがかかりました。

マフラーからは白煙がでますが10分ほどで消えました

流入したオイルが燃焼したんです。

 

無事始動し正常に発電を開始。

 

よくよく話を聞くと、機体を寝かせてオイルを入れたようです

物凄い量を入れたんですね。

オイル量は機体を立てた状態で点検して下さい

 

最後にカバー内に流失したオイルをケミカル洗浄して作業完了です。

 

 

 

エンジン整備中ホンダインバーター発電機EU18i

バックオーダーだったパーツが予定より早く届いたので作業開始です。

旧エンジンより取り外したピストンとクランクシャフト。

GXR120Tボアストローク60.0X43.0mm 圧縮比8.5

ストローク短いですね~

真新しいい燃焼室、2バルブOHC

組みあがったエンジン、とても軽量です。

ほとんどのパーツが軽合金と樹脂でできてます。

 

明日、試運転と負荷テストを実施します。

 

 

 

 

久しぶりにホンダの乗用芝刈り機が入荷しました。

ホンダ HF2417K4

梱包から出したばかりでバンパーや300リットルのグラスバッグを装着する前の姿。

 

ホンダの芝刈り機と言えば世界最高速度記録を樹立した芝刈り機HF2620が有名ですが。

*フルチューンしてます、ノーマルではありません

↑疾走するHF2620 

時速187キロ出なくてイイって人にはHF2417の方が扱いやすくてお勧めです

HF2417のインパネはこんな感じ、シートはかなり高い位置にありますね。

視界良好で見晴らしがイイ。

エンジンVツインのGCV530を搭載してます。

歩行型芝刈機からステップアップを考えてる方、HF2417はお勧めですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

近くにあってなかなか行けなかった所「日本自動車博物館」に行ってきました。

 

実はわたくし小関は元自動車整備士なんです、凄く車好き。

でも、ずっと行けなかった場所がありました。

日本自動車博物館 石川県小松市にある日本最大級の自動車博物館です。

小松ドームのすぐ近くですね。

大正時代のクラッシックカーから平成初期のネオクラシックカーまで500台くらいあるそうです。

*数えるの忘れました…

凄いのもあります、300SLやトヨタ2000GTもあるよ!

車好きなら一日中いてもあきないですね、ココ。

スカイライン好きなワタクシ、ここで足が止まりました。

ケンメリ、ジャパンン、鉄仮面~32、33、34までそろってます。

R32GTRのリヤフェンダーって世界一セクシーですね、改めて実感。

 

楽しい時間でした。

 

 

 

 

春ですね、チェンソーや刈払い機の整備依頼が急増です。

 

今回はホンダ背負い式刈払い機UMR425です。

4サイクルエンジン搭載で粘り強い特性のエンジンです。

早速点検作業開始です。

まずはスパークプラグ、そして冷却系の詰まり点検をします。

冷却空気通路に汚れが無いかは凄く大切な点検項目。

冷却ファンとキャブレター奥の空気取り入れ口をチェック。

スパークプラグの碍子が黒っぽく色づいてます。

これ、オイルが燃焼した痕跡、排気ガスもオイル臭が若干あります。

エンジンの消耗が原因ですね、まだ実用範囲内なのでお客様に説明し了承、作業続行です。

オイル消費量が増えているのでオイル管理のサイクルを短くしてもらいます。

背負い式の整備で必ず必要な部分。

フレキシブルシャフトのグリスアップです。

これしないとフレキが折れます。

 

作業前の試運転で気になったクラッチハウジングからの異音。

エンジン音で聞き逃してしまう位いですが「キㇼ~ッ~キ~」と発音します。

聞きなれた音です。

犯人はコレ、クラッチドラム部。

ここにベアリングが付いてます、異音はベアリングからです。

ドラムを手で回すとゴロゴロ感が伝わって来ます、嫌な感じ…

このベアリング交換にはシャフトが刺さる側からスナップリングを外します。

でも、とても深い位置にあるので長~いスナップリングプライヤーが必用です。

簡単には外れません。

二つのベアリング。

上がトラブルのあったベアリング6202ZZ、純正装着品です。

このタイプ、ダストシールがインナーレースと接触してないんです。

なのですき間からのぞくと玉が見えます。

当然、埃やゴミが侵入します、そして水も…

 

じつはこの部分、エンジンに水がかかるとベアリングまで侵入してきます。

田んぼで使ってジャバジャバ洗うなんで絶対NG

雨の日に使ったらエンジンを下にしておいてくださいね。

 

今回はちゃんとシールする6202DDを使用しました。

これなら埃や水は入りません。

 

 

上越市内の除雪機販売店様よりの外注作業です。

 

機体はホンダハイブリッド除雪機HSS1170i、今年の冬モデル。

右モーターフロントカバーのOリング交換です。

実はこの機体、オイル漏れでお預かりしましたが原因はタペットカバーパッキン不良。

なんですが、お客様よりオイル漏れ確認時にモーターからOリングがはみ出てるとご指摘あり。

確認するとモーターの一番底部からはみ出てますね…

 

この部分にはオイルは入ってません、ローターやセンサーがある空間をシールしています。

なのでオイル漏れの原因にはなりませんが、水が入るともっとマズイ事になりますね。

ECUのデータをモニターしたところ不具合履歴はありません。

早速分解して内部診断です。

↑の部品(丸い)のがモーターフロントカバー、こっち面は普段機体の方向を向いてます。

中央の少し小さな丸いところが電磁ブレーキです。

ハイブリッド除雪機は走行クラッチOFFまたはエンジン停止でこのブレーキが作動します。

なので坂道を勝手に下ったりしないんです。

さらに奥の部分をチェック、幸い漏水はありません、良かった…

ここは最終減速機、モーターの回転をこの部分で減速しています。

クローラースプロケットはモーターの回転数より低い回転数で回るんです。

約4時間ほどで作業完了です。

 

今回の不具合はメーカー組立担当者のポカです。

こんな事もあるんですね。

 

 

 

作業中に発電機が苦しそうに振動する不具合です。

 

機体が振動して発電ができなくなるそう…

ホンダインバータ発電機EU18iです、稼働時間は200時間強。

*この機種には簡易アワーメーターが装備されています。

 エンジン始動直後に出力表示灯の点滅回数で100時間単位ですが稼働時間がわかります。

エンジンの回転状況から排気系が詰まる現象「排気閉塞」が発生していると判断。

マフラーを取外し点検しました。

*発電機ではよくあるトラブルです

エキゾーストマニホールドです、内部にカーボンが堆積しています。

排気ポートにも大量に溜まってますね、奥に見えるのは排気バルブのステム。

なんだか湿ってますね~

検討の結果エンジンを分解して診断する事に…

EU18iのエンジン単体はこうなってます。

比較的簡単に摘出可能なので助かります。

このタイプのエンジンはシリンダーヘッドとシリンダーが一体構造。

バルブとガイドを点検するにはピストンを抜き取る必要があるんです。

ちなみにカムはタイミングベルト駆動です。

これがピストンとコンロッド。

問題となる傷や焼けはありません。

これ、燃料室をしたから覗いた図。

左の小さい丸いのがエキゾーストバルブで右の大きいのがインテークバルブ。

エキゾースト側がオイリーです、良くないですね。

左右逆に撮影しちゃいましたが右の小さい穴、バルブガイド周辺がオイルで湿ってます。

多いい方、インテークバルブは渇いてますが、エキゾーストバルブは湿ってます。

 

燃焼室やインテークバルブの状態から推測するとエキゾーストバルブ系からのオイル下がりですね。

ピストンリングやインテーク系からのオイル流入ならプラグやピストンヘッドにカーボンが溜まっているはず。

 

エンジンの修理が必要です。

 

今回の症状が発生する原因として考えられる事は

①オイル管理不適切によるバルブガイド及びステム磨耗

②排気口出口を遮蔽する状態での運転

③製造上の精度不良

 

さて、今回のはどれでしょう…

 

暖かい日がつづき春が来たと実感します。

 

PLOW上越店薪ストーブもシーズンオフのメンテナンスを開始しました。

JOTULF500、設置して3シーズン、メンテナンスらしい事してません…

天板を取外しカーボンや灰の溜まり具合を確認。

燃焼状態は悪く無いので比較的キレイです。

排気ダクトから煙突をチェック、今年は煙突清掃します。

キレイと言っても隅々には細かな灰が堆積します。

毎年のメンテナンスは欠かせませんね。

耐熱レンガのチェック、バックパネル4枚の内の左から2番目に3センチほどのクラックあり。

今年のメニューは

①煙突清掃

②パッキン総交換

③レンガ補修

④耐熱塗装の再塗装

 

まずは煙突掃除からですね、天気の良い日に屋根に上がろう。